Machine Name
dog

スコティッシュ・テリア

まるで哲学者のような風貌でいて、短い足でチョコチョコ歩く姿のギャップが楽しいスコティッシュ・テリアは、アメリカ大統領にも愛された犬種として世界でも多くの愛好家がいます。頑固な性格でプライドも高く、自分が決めた判断と違う命令が出ると、頑として言うことを聞かなかったり、納得できないことでしかられると「自分のことではない」といった様子で、悪びれないふてぶてしさもあります。そのため、トレーニングなどはかなりてこずるはずです。飼い主は根気と努力が必要です。

 

原産国
イギリス(スコットランド)


犬種分類
テリア


色・模様
ブラック、ウィートン、ブリンドルなど


毛質・毛の長さ
ロングコート(長毛)


抜け毛
中程度


サイズ
小型


目安となる体高・体重
体高:25.4~28cm、体重:8.6~10.4kg


一日に必要な散歩量
中程度


活発度
中程度

性格について

深い信頼関係が築ければ、大好きな主人には、思いやりを持って従順に尽くしてくれます。長く付き合えば付き合うほど、深い部分で分かり合えるタイプで、犬らしくない不思議な犬です。勇敢で機敏です。もともとカワウソやキツネ、アナグマとウサギの猟犬だったので、注意深くもあります。しかし、頑固者なので、あまり厳しいトレーニングには反抗的になるかもしれません。

歴史と起源

テリアらしい風貌のスコティッシュ・テリアは、その名のとおりスコットランド原産のテリアです。スコットランドはウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアやケアーン・テリア、スカイ・テリア、ダンディ・ディモント・テリアなどが原産地になっていますが、1800年ころまでは、それぞれが特定の品種として扱われていませんでした。そのため、それまでは雑種化があったようですが、その副産物として、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアやケアーン・テリア、ダンディ・ディモント・テリアの基礎になったようです。1860年には、ドッグショーに出場するために、アバディーン・テリアという名前になりました。これは、スコットランドのアバディーン市出身だったこともあります。1883年に、それぞれの犬種を独立した犬種にする運動が起こり、スコティッシュ・テリアの名前に改名され、1888年にスコットランドでスコティッシュ・テリアのクラブが設立されましたが、皮肉にも、その前年の1887年に原産地よりも先にイギリスで設立されていました。アメリカでは1880年代に紹介され、1885年にはAKC(アメリカン・ケンネル・クラブ)で公認もされていました。

運動量

それほど多くの運動量は必要ありません。室内や庭で遊ぶだけでも、必要な運動量は補えるでしょう。しかし、気難しいスコティッシュ・テリアの精神面を考えると、屋外に出てほかの犬や人との触れ合いで、社会性を養うようにするといいでしょう。ストレス発散のためにも、30分程度の散歩を、毎日2回は行うといいでしょう。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:高め
  • 留守に対する適応力:中程度
  • 子どもに対する適応力:中程度

 

起きやすい病気/ケガ

血液が心臓から肺に送られる途中にある弁が狭くなっているために、全身に十分な酸素が回らなくなる肺動脈弁狭窄、イヌニキビダニによる全身性毛包虫症、ストレスなどの誘発により、全身性の痙攣を起こすスコッチ痙攣、粘膜からの出血がみられるフォン・ヴィレブランド病、脂漏性皮膚病、遺伝性難聴、頭部や眼への打撲などによる衝撃や遺伝性によることが原因の水晶体脱臼、白内障、悪性リンパ腫などが好発します。

 

ドッグショーでの評価基準

頭部スカルは長いため、かなり幅がありながら狭く見えます。頂はほぼ平らです。ストップはわずかですがはっきりしています。鼻は大きく、横から見ると、後方に傾斜しているように見えます。マズルは厚みがあり、スカルとマズルの長さはひとしくなります。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトまたは上下の切歯の端と端がきっちりと咬み合うレベル・バイトです。目はアーモンド型の暗褐色で、両目がかなり離れています。耳は先端がとがり、頭頂に直立しています。首はほどよい長さで筋肉質です。胴体のトップラインはまっすぐで、平らです。背や腰は筋肉質です。尾は付け根は太く、先細りになり、直立するか、わずかに曲がっている。前肢は肩甲骨がよく後方に傾斜し、後肢は大腿に厚みがあります。

スキッパーキ

スキッパーキという名前は、「小さな船長」や「小さな船乗り」という意味があります。小柄ながら非常に活発で、走っていると黒い弾丸といったスピード感あふれる動きに目を奪われます。トレーニング自体は飲み込みが速く、簡単に行えます。しかし、幼いころに社会性が養われていないと、頑固でわがままになってしまいますので注意しましょう。

 

原産国
ベルギー


犬種分類
牧羊・牧畜犬


色・模様
ブラック


毛質・毛の長さ
セミロング(中毛)


抜け毛
中程度


サイズ
超小型~小型


目安となる体高・体重
体高:雄(オス)28~33cm・雌(メス)25.5~30.5cm、体重:平均4~7kg


一日に必要な散歩量
中程度


活発度
中程度

性格について

身体は小さくとも、大きな船を守ってきた番犬がルーツです。その気質は今も残り、自信に満ち溢れた勇ましい犬です。見知らぬ人には用心深いのですが好奇心はあります。猫やほかの犬などのペットとも仲良くできますが、自宅に突然訪問してくるものには警戒します。その場のテンションによっては愛想を振りまくかわいらしい性格です。

歴史と起源

ベルギーのフランダース地方で飼われていたルーベルナールという犬種が祖先です。大型に改良したものがベルジアン・シェパード、小型化したのがスキッパーキと考えられています。スキッパーキは、17世紀には知られていて、主に運河に係留している船や小型の貨物船でネズミなどの害獣駆除や警備のために使われていました。1880年に最初にドッグショーに出演し、1888 年には公式に「小さな船長」や「小さな船乗り」という意味のスキッパーキの名前になりました。1904年にAKC(アメリカン・ケンネル・クラブ)に公認されました。

運動量

元気いっぱいのスキッパーキですが、膨大な運動量は必要ありません。ただし、ふつうの小型犬と同様の簡単な散歩ではなく、30分程度の駆け足を取り入れた散歩を、毎日2回と、ドッグランなどで自由運動ができると理想的です。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:高め
  • 留守に対する適応力:高め
  • 子どもに対する適応力:高め

 

起きやすい病気/ケガ

遺伝的に、甲状腺からのホルモン分泌低下により元気がなくなり、脱毛などを発症する甲状腺機能低下症、大腿骨頭への血液供給が悪化し、壊死してしまうレッグ・カルベ・ペルテス病、遺伝などの要因で、正常な股関節が形成されていない股関節形成不全があります。肥満傾向にあるので、食事と運動のバランスに注意しましょう。

 

ドッグショーでの評価基準

前頭部がいくぶん幅広く、目に向かって狭くなり、横から見るとわずかに丸みを帯びています。マズルはとがっていて、長すぎることはありません。ストップも深すぎず、小さな鼻です。目はダーク・ブラウンで、大きく、ややオーバル(卵型)です。耳は小さい三角形で、直立して、高い位置にあります。胴体は短く、ずんぐりしていて、胸は前から見ると幅広く、胸底が深くなっています。尾は無尾です。四肢は脚が完全にまっすぐで、胴体の真下にあります。

ジャーマン・シェパード・ドッグ

かつてドイツ陸軍が軍用犬として、パーフェクトな犬を作ろうとして誕生しただけのことはあり、最も完成された究極の犬と言われます。ジャーマン・シェパード・ドッグの活躍ぶりは、説明はいらないほどです。世界各国で警察犬、軍用犬として働き、日本では盲導犬の第一号がジャーマン・シェパード・ドッグでした。「訓練していないシェパードはシェパードにあらず」と言われるように、その優れた能力は訓練によって初めて開花します。そのため、この犬を飼う人は、とことん犬と付き合い、互いの信頼関係を築きあいながら、繰り返したっぷりトレーニングできる時間と体力のある人でなくてはなりません。

 

原産国
ドイツ


犬種分類
牧羊・牧畜犬


色・模様
ブラックの地色にレディッシュ・ブラウン、ブラウン、イエロー、明るいグレーのマーキング


毛質・毛の長さ
ショート/スムース(短毛)


抜け毛
多め


サイズ
大型


目安となる体高・体重
体高:雄(オス)60~65cm・雌(メス)55~60cm、体重:雄(オス)30~40kg・雌(メス)22~32kg


一日に必要な散歩量
多め


活発度
高め

性格について

勇敢で知的で、忠誠心の塊です。学習能力が高く、しっかりとしたトレーニングは容易ですが、知能が高い分、高圧的な態度では着いて来てくれません。幼いころから深い愛情と信頼関係を築き、社会性を養わなくてはなりません。飼い主が難しいと感じるのであれば、プロのトレーナーに任せた方がいいでしょう。

歴史と起源

ジャーマン・シェパード・ドッグの歴史は、当時、ドイツの軍人だったマックス・フォン・シュテファニッツ抜きでは語れません。彼は、軍人よりも農場経営をしたくて、退役後、念願だった農場で牧羊犬の作出を始めます。1899年、ドイツ国内で行われたドッグショーで、ジャーマン・シェパード・ドッグの原型となる犬を見つけたシュテファニッツは、その犬を入手し、友人らとジャーマン・シェパード・ドッグの繁殖のための協会を立ち上げます。入手した犬を「ホーランド・フォン・グラフラート」と名付け、ジャーマン・シェパード・ドッグの第一号として登録しました。その後繁殖を重ね、1915年までは、ロングヘアード、ワイヤーヘアードが混在していましたが、現在ではショートヘアードがスタンダードとなっています。その中で、ホワイト・シェパードも存在しましたが、後に別犬種として独立しています。

運動量

この優れた犬の体力を消耗させることは容易ではありません。散歩だけではとても足りず、広い土地で、のびのび走らせることが理想です。しかし、一般家庭でそのような運動をすることは不可能なので、なるべく長時間の散歩でこなすしかありません。60分以上の駆け足を取り入れた散歩を、毎日最低2回は行う必要があります。運動が不足すると、ストレスが溜まり、神経質で攻撃的な面が出てしまう可能性があるので、十分注意しましょう。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:高め
  • 留守に対する適応力:高め
  • 子どもに対する適応力:中程度

 

起きやすい病気/ケガ

好発する疾患として、肘形成不全や股関節形成不全のほか、胃捻転や食物を飲み込めなくなる巨大食道症、接触過敏症、A型血友病、下垂体矮小症、マラセチア菌という真菌の感染による皮膚炎や外耳炎を引き起こすマラセチア感染症や粘膜からの出血がみられるフォン・ヴィレブランド病などがあげられます。

 

ドッグショーでの評価基準

頭部はくさび型で、スカルとマズルの比率は1:1です。スカルの幅と長さはほぼ等しくなっています。ストップは傾いていますが、目立ちすぎることはありません。鼻筋はまっすぐで、鼻の色は黒色。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。目は中くらいの大きさで、アーモンド型で、わずかに斜めについていて、色はダーク(暗色)に近いものが望ましいとされます。耳は中くらいの大きさで、まっすぐに立ち、先端は先細り、外耳は正面を向いて開いています。首は頑丈で胴体の水平線に対する首の角度は約45度です。胴体の背はしっかりしていて、筋肉質です。腰は広く、胸はほどよく広く、胸の下部は長いほど好ましいとされます。尾はゆるやかなカーブを描いて垂らして保持します。前肢の脚は、どの角度から見てもまっすぐで、後肢は少し後方に引かれ、後ろから見て平行です。

ジャック・ラッセル・テリア

ネズミやウサギなどの小動物を、巣穴に潜り込んで捕まえる猟犬なので、どんな時も探求心好奇心にみちあふれ、疲れるということを知らないかのように活発で元気満々に動き回ります。勇敢で挫折することを知らず、何にでも大胆不敵に挑戦していきます。楽しいことやいたずらが生きがいといった感じで、次々になにかをやらかします。とにかくいつも瞳を輝かせながら、忙しそうにちょこまかと動き回っていて、うるさいくらいに抜群の存在感があります。

 

原産国
イギリス


犬種分類
テリア


色・模様
白地の部分がブラックまたはタンの斑よりも優勢でなければならない


毛質・毛の長さ
ショート/スムース(短毛)、ブロークン、ラフ


抜け毛
多め


サイズ
超小型~小型


目安となる体高・体重
体高:25~30cm、体重:5~6kg


一日に必要な散歩量
多め


活発度
高め

性格について

とにかく活発で元気いっぱいの気質で、どこにそれだけのスタミナがあるのかあきれてしまうほどです。しかし、ひじょうに賢く、様々なトレーニングを簡単にこなしていきます。その分、悪知恵も働くようで、少しでも目を離すと、何をしでかすか分かりません。静かになったときは要注意です。

歴史と起源

1819年、パーソン・ジャック・ラッセル牧師がオックスフォードでトランプというメスのテリアを入手したことから、ジャック・ラッセル・テリアの歴史は始まります。その当時、その犬はフォックス・テリアで、牧師はよりキツネ狩りに適した品種を作り出そうとしていました。完成した当時のジャック・ラッセル・テリアは、体高が14インチ(約35㎝)、体重14ポンド(約6.3kg)とされており、足の長いパーソン・ラッセル・テリアが原型となっていたようです。これは、パーソン・ジャック・ラッセル牧師(1795~1883年)の死後、40年たってから、トランプの絵が描かれましたが、実際にその犬を見て描いたわけではなく、その大きさが正しいものなのかは不明です。その後、エディ・チャップマンという人物が、30年かけてジャック・ラッセル・テリアを探し、それによると、99パーセントのジャック・ラッセル・テリアのオスが体高が12インチ以下(約30㎝)であったと記録しています。しかし、最終的には、1970年にイギリスで大きめのスタンダードができ、その後1972年にはオーストラリアで小型、いわゆるジャック・ラッセル・テリアのスタンダードが認識されました。

運動量

いつでも活発で、まったく切れることのないスタミナの持ち主です。毎日の簡単な散歩だけでは、とても満足することはありません。飼い主の都合さえつけば、1時間でも散歩に出かけることでしょう。基本的には毎日2回、朝と夕方に30分以上の散歩を行いましょう。ドッグランでの自由運動は、個体の性格を見極めて、ほかの犬とのトラブルがなければ行ってもいいでしょう。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:高め
  • 留守に対する適応力:少なめ
  • 子どもに対する適応力:高め

 

起きやすい病気/ケガ

比較的健康な犬種ですが、遺伝的にマラセチア菌という真菌の感染による皮膚炎や外耳炎を引き起こすマラセチア感染症や、多飲多尿や食欲亢進、腹部の膨満などが症状として表れる副腎皮質機能亢進症、歩行異常を発症するレッグ・カルベ・ペルテス病、膝蓋骨脱臼、白内障などが好発します。

 

ドッグショーでの評価基準

スカルの頂は平らで、ほどよい幅があり、目に向かって次第に細くなります。さらに幅広いマズルに向かって先細ります。ストップははっきりしていますが、目立ちすぎることはありません。鼻は黒色です。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。目は小さく、ダーク(暗色)で、アーモンド型です。耳はボタン・イヤーまたは垂れ耳です。首はすきりとしています。胴体は背は水平で、キ甲から尾の付け根までの長さは、体高よりもわずかに長くなります。胸は胸底が深く、肘の後ろの胴周りは約40~43cmです。尾は活動しているときには直立します。前肢は肩甲骨がよく後方に傾斜していて、前脚は前から見ても、横から見てもまっすぐです。後肢は頑丈で筋骨たくましく、リア・パスターン(飛節と指の間)は後ろから見てまっすぐです。

シー・ズー

艶やかな被毛は、どんどん伸びます。ショードッグとしては、長い被毛が一層上品さを引き立てますが、一般家庭で飼育するには、この長い被毛が毎日の手入れの邪魔になります。通常は短くトリミングすることで対応します。それでも、シー・ズーの魅力である長い被毛を楽しみたい場合は、毎日のブラッシングは当然のこと、顔にかかる被毛は頭の上でちょんまげにし、目に入らないようにしてあげましょう。もともと眼疾患が多いので、なるべくその原因を取り除いてあげましょう。

 

原産国
チベット


犬種分類
愛玩犬


色・模様
さまざま


毛質・毛の長さ
ロングコート(長毛)


抜け毛
少なめ


サイズ
小型


目安となる体高・体重
体高:26.7cm以下、体重:4.5~8.1kg


一日に必要な散歩量
少なめ


活発度
少なめ

性格について

一見、大人しそうで、抱っこされているだけの犬に見えますが、実は自尊心が強く、頑固でいて血気盛んな犬種です。ときより横柄な態度も見せますが、飼い主のことは大好きで、いつも飼い主のことを理解しようとしています。コミュニケーションがとれていれば、多少の厳しいトレーニングもこなし、小さな子どもや、他のペットとも安心して遊ばせられるでしょう。

歴史と起源

チベットの修道院で飼育され、その後中国の王宮に献上され、門外不出といわれてきたのがシー・ズーです。ラサ・アプソとペキニーズの交配によって誕生したと考えられています。16世紀に描かれた絵には、シー・ズーと思われる犬が残されています。その後、17世紀に入ると、チベットから中国へ連れてこられ、中国と西洋の貿易が始まり、1930年代になって初めてイギリスに輸入されました。1958年にはアメリカにも広まり、世界の人気犬種としての地位を確立しました。

運動量

胴長の身体なので、運動することで背骨周辺の筋肉が鍛えられ、椎間板疾患を予防することにもつながります。そのためにも毎日多くは必要ありませんが、10分程度の散歩を1日2回ほど行い、筋肉の育成とともに運動不足からくる肥満を解消しましょう。ほかにも、短い散歩でも、屋外の風や臭いを感じで感受性を高めたり、ほかの犬や人との触れ合いで社会性を養うことにも役立ちます。また、日光浴によって、健康な皮膚や被毛を維持するためにも重要なことなのです。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:高め
  • 留守に対する適応力:中程度
  • 子どもに対する適応力:高め

 

起きやすい病気/ケガ

大きな目がトレードマークですが、角膜を傷つけるなどの眼病を起こしやすいので、日頃から目の周りのフェイスカットをまめにしたり、逆睫抜去などのケアが必要です。皮膚もかなり弱く、脂漏体質の子も多いので、皮膚病にならないように体質に合った良質の食べ物とシャンプーは早いうちに見つけておくことが大切です。遺伝的に心内膜症、アトピー性皮膚炎、口蓋裂、肛門周囲腺腫、椎間板疾患などが好発します。

 

ドッグショーでの評価基準

頭部は幅広く、丸く、目と目の間が広くなっています。被毛は目の上に覆いかぶさる乱髪で、顎やその他の部分にひげがあります。鼻の上部の被毛は上向きに生えています。ストップははっきりしていて、鼻の色は黒色ですが、毛色によってダーク・レバーも認められます。鼻の上部は下まぶたと同じライン上、もしくはそれより下にあり、下向きの鼻は好ましくありません。マズルは十分な幅があり、四角っぽく短く、しわはなく、平らで被毛に覆われています。歯の咬み合わせはわずかに下の切歯が上の切歯より前方に出るアンダー・ショットで、上下の切歯の端と端がきっちりと咬み合うレベル・バイトも認められます。目は丸く大きくダーク(暗色)で、白目が見えてはいけません。両目が離れてついていますが、出目ではありません。耳は大きく、長く垂れ下がります。付け根はスカルの頂のわずかに下です。耳の被毛は豊富で、首の被毛と混ざって見えます。首は均整がとれて、ほどよいアーチを描いています。胴体は体高よりも体長が長く、背は平らで、胸は広く、胸底が深くなっています。尾は付け根の位置が高く、尾の高さはスカルと同じです。前脚は短く、筋肉質で骨太です。まっすぐなものほど好ましく、肩甲骨がよく後方に傾斜していてしっかりしています。後脚も短く、筋肉質で骨太です。後ろから見るとまっすぐ見えます。被毛は長く密生しています。カーリー(巻き毛)ではなく、わずかなウェーブは許容されます。被毛により視覚に影響が出ないようにしなくてはなりません。

シーリハム・テリア

この白いスコティッシュ・テリアのような、ミニチュア・シュナウザーにも似たテリアは、地中にある獲物の巣穴の中や、いばらや茂みの中、冷たい水中など、どんな場所でも勇猛果敢に動き回れる、まさに万能の猟犬として、1850~1891年にかけて誕生しました。被毛の手入れはそれほど手間はかかりませんが、定期的なトリミングが必要です。

 

原産国
イギリス(ウェールズ地方)


犬種分類
テリア


色・模様
ホワイトの単色、または、ホワイトの地色にレモン、あるいはブラウン、ブルー、穴熊色の斑が頭部と耳に入る


毛質・毛の長さ
セミロング(中毛)


抜け毛
中程度


サイズ
小型


目安となる体高・体重
体高:31cmを超えてはならない、体重:雄(オス)9kg・雌(メス)8.2kgが理想


一日に必要な散歩量
中程度


活発度
中程度

性格について

ぬいぐるみのように愛くるしい外見の印象と違って、とても気が強くて喧嘩っ早いところがあります。自分に対して無礼な態度をとったり、平和な静寂を乱すような者には、相手が誰であろうと、臆する事なく、本気で怒って攻撃をしかけてきます。飼い主には忠実で、愛情豊かです。しかし、見知らぬ人に対しては激しく吠えかかることもあります。やや頑固な部分もあるので、トレーニングは簡単ではありません。

歴史と起源

1850~1891年にかけて、イギリスのウエールズで、ジョン・エドワーズ大佐がダンディ・ディモント・テリアやワイヤー・フォックス・テリア、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアなどの交配と、コーギーも加えて作出しました。主にカワウソやキツネ、アナグマの狩りに活躍しました。1903年には初めてショーに登場、その5年後にはシーリハム・テリアが設立し、1911年にはUKC(ユナイテッド・ケンネル・クラブ)で公認されました。アメリカでは1913年に公認されています。

運動量

運動量はそれほど多くないので、マンションなどでも十分飼うことができます。ただし、無駄吠えをさせないことが前提です。必要な運動量は少ないですが、社会性を養うためにも、毎日の散歩は欠かさないようにしましょう。30分程度の駆け足などを取り入れた散歩を、毎日2回は行いましょう。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:高め
  • 留守に対する適応力:中程度
  • 子どもに対する適応力:中程度

 

起きやすい病気/ケガ

基本的に健康な犬種で、特になりやすいとされる重大な疾病はありません。強いて言えば、アレルギー性皮膚炎や眼疾患、椎間板ヘルニア、関節炎などがあります。

 

ドッグショーでの評価基準

頭部スカルはわずかにドーム状で、耳と耳の間隔が広くなっています。鼻の色は黒色で、歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。目は丸く、中くらいの大きさで、色はダーク(暗色)です。耳も中くらいの大きさで、先端がわずかに丸みを帯びていて、頬の横についています。胴体は背は平らで、胸は幅広、胸底が深く、あばらが張っています。尾は背線と同じ高さについていて、直立しています。前肢の前脚は短く、後肢は大腿が厚く、筋肉質です。

シベリアン・ハスキー

日本では、バブル時代と呼ばれたころ、ハスキーが大流行しました。しかし、高温多湿の日本の環境になじめなかったのか、脱走するもの、一晩中吠えるものなど、多くの問題が発生し、その結果、山中へ捨ててしまうという心無い飼い主が急増しました。現在では、日本人の犬の飼育技術が向上し、ハスキーのような犬種でもしっかりとトレーニングをこなし、住環境を整えられるようになったことで、ハスキーの人気が再び高まっています。

 

原産国
アメリカ


犬種分類
原始的・スピッツ


色・模様
ブラックから純白まですべてのカラー


毛質・毛の長さ
ショート/スムース(短毛)


抜け毛
多め


サイズ
大型


目安となる体高・体重
体高:雄(オス)53.5~60cm・雌(メス)50.5~56cm、体重:雄(オス)20.5~28kg・雌(メス)15.5~23kg


一日に必要な散歩量
多め


活発度
高め

性格について

心を許した飼い主には、実に陽気で人なつこくて従順です。もともと何とかなるさといった楽天的な性格なので、苦しいことやつらい現実には目をそらして、早く忘れてしまおうとするところがあります。そのためトレーニングにはかなり手こずるかもしれません。それでも以前のハスキーブームのときよりも、現在ではハスキー本来の性格が見られます。

歴史と起源

オオカミのような風貌と鋭い眼光で、近寄りがたい存在のシベリアン・ハスキーは、ハスキーの愛称で親しまれています。シベリアに住むチュクチ族(チヌーク族)によって長きに渡り飼育されてきた犬種で、チュクチ族は極寒の地シベリアで、シベリアン・ハスキーをそり犬として、生活を共にしていました。1900年初頭、アラスカに住むアメリカ人は、ハスキーの存在を知り、入手しました。そして1910年、アラスカの犬ぞりレースで、見事ハスキーのチームが優勝しました。その後、10年間に渡って、チャンピオンの座に輝きました。1925年、アラスカの都市ノームは、ジフテリアが大流行し、早急に血清が必要となりました。しかし、これといった交通手段もなかった中、ハスキーをはじめとする犬ぞりチームが大活躍し、ノームへ血清を無事届けることができました。その活躍もあり、アメリカでは1930年に公認犬種となり、極寒の地、南極や北極の探検隊に同行するようになりました。

運動量

もともと犬ぞりの犬種として、現在も活躍しているため、膨大な運動量が必要です。最低でも60分、毎日2回の長距離、長時間の散歩が理想的です。とにかくスタミナがあるので、飼い主が先にへばってしまうこともあります。確実に安全な広場があれば、自由運動も可能ですが、なかなか飼い主の下へ戻らない可能性もあるので、時間に余裕のあるときだけにしましょう。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:高め
  • 留守に対する適応力:高め
  • 子どもに対する適応力:中程度

 

起きやすい病気/ケガ

ハスキーに一般的にみられる高血圧症状の本態性高血圧、鼻や耳介、四肢などの皮膚の色素が失われる円板状紅斑性狼瘡、毛穴の構造に異常をきたす毛包形成不全、鼻色素脱失、亜鉛過多や欠乏すると皮膚炎を発症する亜鉛反応性皮膚炎、皮脂腺腫瘍、真性癲癇、眼瞼内反症、パンヌス(慢性表在性角膜炎)、原発性緑内障、白内障、遺伝性心肥大、咽頭麻痺などが好発します。

 

ドッグショーでの評価基準

頭部スカルは中くらいの大きさで、頂はわずかに丸みがあり、最も幅広いところから目に向かって先細りになります。ストップははっきりしていて、鼻の色は毛色がグレー、タン、ブラックの場合は黒色。毛色がコバーの場合はレバーです。純白の場合は肉色でも許されます。ピンクの縞が入ったスノー・ノーズは許容されます。マズルは中くらいの長さと幅があり、鼻に向かって次第に先細りますが、鼻の先端はとがっていたり、スクエア(四角)ではありません。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。目はアーモンド型で、わずかに斜めについています。目の色はブラウン、またはブルーで、両目の色が異なるパーティーカラーであるものも許容されます。耳は中くらいの大きさの三角形で、頭部の高い位置に直立します。首は中くらいのながさで、アーチを描きます。胴体の背はまっすぐで、キ甲から尻部にかけて、水平なトップラインを保ちます。尾はキツネの尾の形をしていて、十分な被毛におおわれます。背線の高さのすぐ下に位置します。前肢・後肢とも、両脚にほどよい間隔があり、平行でまっすぐです。デュークロー(狼爪)は除去しなければなりません。

シェトランド・シープドッグ

シェルティーの愛称で親しまれています。大型犬のコリーにとても良く似ていて、優雅で美しく均整のとれた体型が魅力的です。コリーほど鼻先が長くない分、高貴な感じは薄らいで見えますが、むしろコリーより犬らしい犬といった印象が強くなり、何となく親近感がわいてきます。散歩中、走るネコなどを見ると、牧羊犬の血が騒いでしまうのか、追いかけていく習性があるので、リードをしっかりと持ちましょう。

 

原産国
イギリス(シェトランド諸島)


犬種分類
牧羊・牧畜犬


色・模様
セーブル、トライカラー、ブルーマール、ブラック&タン、ブラック&ホワイト


毛質・毛の長さ
ロングコート(長毛)


抜け毛
多め


サイズ
小型


目安となる体高・体重
体高:雄(オス)37cm、雌(メス)35.5cm、体重:6~7kg


一日に必要な散歩量
中程度


活発度
中程度

性格について

穏やかで知的、飼い主に忠実でトレーニングもどんどんこなします。子どもに対しても、我慢強く対応します。飼い主家族以外には、やや警戒心を抱き、ときには吠えることもあります。夜中の怪しい物音や人影にも強い警戒心を抱きますから、家庭犬として、また番犬として頼もしい存在になること間違いないでしょう。

歴史と起源

ノルウェーとスコットランドの間の北海に浮かぶシェトランド諸島。ここがシェルティーの愛称で親しまれるシェトランド・シープドッグの故郷です。そこは、強い寒風が吹き荒れ、ゴツゴツした岩肌の地形の厳しい環境です。この諸島では、ウマもヒツジも小さく、シェトランド・ポニーの原産地としても有名です。そんな環境の中、島の外から連れてこられた犬が、1700年ころまでには、現在のシェルティーに近い姿に完成され、何世紀にも渡って、ヒツジの群れをコントロールし保護する牧羊犬として活躍してきました。1800年代になってから、スコットランドにもたらされ、改良が進み、1909年にはシェトランド・コリーの名で最初にイギリスで公認され、1911年にはアメリカでも公認されました。1914年にはシェトランド・シープドッグの名に変更されました。

運動量

牧羊犬として働いていた遺伝子は、家庭犬にも受け継がれています。強大なスタミナや体力が持ち味です。毎日の散歩は30分以上を1日2回は行いましょう。成犬では、自ら活発に動くということはなく、物静かに過ごしているので、毎日の散歩以外にも、ときどきドッグランなどで自由運動をさせることが理想的です。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:中程度
  • 留守に対する適応力:高め
  • 子どもに対する適応力:中程度

 

起きやすい病気/ケガ

マラセチア菌という真菌の感染による皮膚炎や外耳炎を引き起こすマラセチア感染症や粘膜からの出血がみられるフォン・ヴィレブランド病、B型血友病、多発性関節炎、股関節形成不全、劣性遺伝として発症するコリー眼異常が好発します。異常に気がついたら、獣医師に相談しましょう。

 

ドッグショーでの評価基準

頭部は先端が鈍角のくさび型で、耳から鼻にかけて細くなっています。スカルの頂は平らで、両耳の間は適度な幅で、オクシパット(後頭部)の隆起は見られません。マズルは十分に丸みを帯び、スカルとマズルは同じ長さです。ストップはわずかですが明瞭で、鼻、唇、目縁は黒色です。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。目はアーモンド型で毛色がマールの場合は片方の目、または両目がブルー、またはブルーの斑ですが、それ以外はダーク・ブラウンです。耳は小さく、前方に向けた半立ち耳です。首は十分なアーチを描いています。胴体は体高よりも体長の方がわずかに長く、胸底は深く、あばらは張っています。尾は低い位置につき、徐々に先細になり、豊富な被毛に覆われています。前脚は前から見てまっすぐで、後脚は大腿が幅広く、後ろから見るとまっすぐです。

サルーキー

世界の犬種の中で、最古の犬だと考えられているサルーキーは、現在のイラク南部に存在したシュメールの最古の文明都市に存在していたと考えられています。スタミナが豊富で、スピードもあります。あまりにも体力がありすぎるので、一緒にジョギングというのは難しいかもしれません。人一倍警戒心が強く引っ込み思案です。他人には感情をあまり表に出さずに、常に一歩引いて状況を観察している印象を受けます。

 

原産国
イラン


犬種分類
嗅覚ハウンド


色・模様
さまざま


毛質・毛の長さ
ショート/スムース(短毛)


抜け毛
少なめ


サイズ
中型~大型


目安となる体高・体重
体高:58~71cm、体重:20~30kg


一日に必要な散歩量
多め


活発度
中程度

性格について

非常に冷静で穏やか、愛情豊かですが、それを大袈裟に表現することはありません。どこかよそよそしいその態度が高貴なイメージを発していますが、実は少し臆病だったりします。かなり甘えん坊な面もあり、いつも家族と一緒にいたいと願っていますから、戸外飼育をしたり留守番がちだと、簡単に体調を崩す繊細な面があります。

歴史と起源

全犬種中、最古の犬と言われるように、かつて、現在のイラク南部に存在したシュメールの最古の文明都市の発掘物の中に、サルーキーと思われる犬の姿が描かれています。発掘物は紀元前7000~6000年前のものです。さらには紀元前2100年の古代エジプトの墓からも、同じようにサルーキーの姿を思わせるものが発掘されています。

運動量

スマートな姿ですがスタミナは豊富で、スピードもあります。毎日の運動量は膨大です。あまりにも体力がありすぎるのです。また、何かの動物を発見すると、飼い主の声も聞かずに突っ走ることもあるので、散歩は十分注意しましょう。できれば筋肉を鍛えるためにも、自由に走り回れる場所があるのが理想です。基本は60分程度の駆け足を取り入れた散歩を、毎日2回は行いましょう。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:高め
  • 留守に対する適応力:高め
  • 子どもに対する適応力:中程度

 

起きやすい病気/ケガ

サルーキーは、若干の遺伝的な眼病や皮膚疾患、心因性疾患の傾向があります。また、走ることが大好きなため、衝突事故などによる骨折に注意しましょう。

 

ドッグショーでの評価基準

頭部は長く、幅は狭いのですが、スカルの耳と耳の間はほどよい幅があります。ストップは目立ちません。鼻の色は黒色、あるいはレバー・ブラウンです。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。目の色はダーク(暗色)からヘーゼルで、大きく、楕円形です。耳は付け根の位置が高く、長いシルク状の被毛に覆われて、スカルに沿って垂れています。胴体は、背はかなり広く、胸は長く、胸底が深く、ほどよい狭さです。尾は長く、付け根の位置が低く、自然なカーブで掲げられ、裏側にはシルク状の豊富な被毛に覆われています。肩は肩甲骨がほどよく後方に傾斜して、前肢は筋肉が発達しています。後肢はギャロップに適していて、大腿と下腿はよく発達しています。

サモエド

純白の分厚い被毛に包まれたサモエドは、極寒の地シベリアに古代から住んでいるサモエード族が大切にしていた犬種です。大柄で自信に満ちた印象ですが、実際はとても寂しがりやでベタベタの甘えん坊なうえ、おちゃめでいたずら大好きな、子犬がそのまま大きくなったような犬です。

 

原産国
ロシア(シベリア地方)


犬種分類
原始的・スピッツ


色・模様
ピュア・ホワイトまたはクリーム


毛質・毛の長さ
ロングコート(長毛)


抜け毛
多め


サイズ
中型~大型


目安となる体高・体重
体高:雄(オス)57cm・雌(メス)53cmが理想、体重:19~30kg


一日に必要な散歩量
多め


活発度
中程度

性格について

サモエドは大人しく、平和主義の犬種です。飼い主に忠実で、友好的です。一般家庭において飼育される場合、あまりにもみんなに友好的なため、あまり番犬として役に立つかは疑問です。ただし、夜中の不審な物音や人陰には吠えて反応します。非常に知的ですが、逆にそれがトレーニングの進行を妨げるかもしれません。飼い主も忍耐強く対応していかなくてはならないでしょう。

歴史と起源

極寒の地シベリアに古代から住んでいるサモエード族という狩猟民族は、何世紀にも渡って、ソリを引き、トナカイの番や狩猟などの仕事をする、真っ白でたくましい犬を家族として飼育していました。それがサモエドです。1889年、イギリスの探検家R・スコットが発見し、第一次世界大戦の前にイギリスに数頭連れ帰りました。1927年にUKC(ユナイテッド・ケンネル・クラブ)に公認され、その後アメリカにも導入されました。

運動量

がっしりした体型で、いかにも活発に運動しそうですが、実際には、あまり活発ではありません。運動能力は優れていますが、どちらかといえば、どっしり構えているタイプです。しかし、運動はこなさなければ、健康を維持することはできません。30分以上の駆け足を取り入れた散歩を、毎日2回程度行いましょう。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:中程度
  • 留守に対する適応力:高め
  • 子どもに対する適応力:高め

 

起きやすい病気/ケガ

股関節形成不全とアレルギー性皮膚炎の傾向があります。ほかにも胃がねじれを起こし、内部にガスや液体が貯溜する胃捻転、主に去勢していない雄(オス)の肛門周辺の腺に腫瘍ができる肛門周囲腺腫、遺伝などの要因で、正常な股関節が形成されていない股関節形成不全、白内障などが好発します。

 

ドッグショーでの評価基準

頭部はくさび型で、スカルの頂は、前から見ても横から見てもわずかに凸状になっていて、目と目の間にわずかな額溝があります。ストップははっきりしていますが、目立つほどではありません。鼻の色は黒色が望ましいとされます。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。目はアーモンド型で、色はダーク・ブラウンです。耳は小さく、三角形で直立しています。胴体はコンパクトで、キ甲ははっきりしていて、筋肉質です。尾は付け根の位置は、どちらかというと高く、警戒時や行動時には背上または側面に巻いています。前肢は筋肉質で、前から見るとまっすぐで平行です。後肢は後から見るとまっすぐで、筋肉質です。