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dog
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ベルジアン・シェパードドッグ・グローネンダール

世界的に見ると、ベルジアン・シェパードの中でもグローネンダールが最もポピュラーです。漆黒の長く艶のある被毛は、美しさを維持するためにも毎日のブラッシングが必要です。抜け毛を除去するためのピンブラシと艶出し用に獣毛ブラシを用意しましょう。

原産国
ベルギー


犬種分類
牧羊・牧畜犬


色・模様
ブラック


毛質・毛の長さ
ロングコート(長毛)


抜け毛
多め


サイズ
中型~大型


目安となる体高・体重
体高:雄(オス)平均62cm・雌(メス)平均58cmが理想で下限2cm、上限4cmまで、体重:雄(オス)約25~30kg・雌(メス)約20~25kg


一日に必要な散歩量
多め


活発度
中程度

性格について

愛情深くて繊細な感情の持ち主で、注意深く、賢く鋭い犬種です。厳しすぎるトレーニングはかえって逆効果になります。神経質で気が荒く、攻撃的になりやすい気質も隠されているので、上手にコミュニケーションを取りながら育てないと、攻撃性の強い咬み癖のある問題犬にもなりかねません。幼いころから社会性を養いながら育てる必要があります。

歴史と起源

グローネンダールを繁殖していたブリーダーがオーナーのレストランの名前にちなんだグローネンダールは、4つのタイプがあるベルジアン・シェパードのひとつです。FCI(世界畜犬連盟)やUKC(ユナイテッド・ケンネル・クラブ)、JKC(ジャパン・ケネル・クラブ)では4タイプのベルジアン・シェパードを1犬種として認識しています。AKC(アメリカン・ケンネル・クラブ)ではグローネンダール、マリノア、タービュレンは別犬種として公認していますが、残りのラケノアは未だ未公認です。

運動量

運動能力の高い犬種ですが、本人は、それほど活発に動き回ることはなく、飼い主の側が一番気に入っています。それでも健康を維持するためにも、毎日、それなりの運動はこなさなくてはなりません。60分程度の駆け足を取り入れた散歩を、毎日2回は行いたいものです。ストレス発散のためにも、なるべく長い時間、散歩を行いましょう。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:高め
  • 留守に対する適応力:高め
  • 子どもに対する適応力:高め

起きやすい病気/ケガ

ほとんど問題はありませんが、いくつかの例を挙げるとしたら、股関節形成異常とアレルギー性皮膚炎、癲癇と眼疾患です。股関節形成異常の大きな原因は肥満です。必要運動量が膨大な犬種ですから、食事と運動量のバランスをとらなければ、すぐに体重に反映されます。歩行に異常がみられたら、すぐに動物病院で検査を受けること、そして毎日の散歩・運動が必要です。

ドッグショーでの評価基準

頭部の輪郭は丸みを帯びず、直線的です。ストップはほどよく、マズルは中くらいの長さで、先に向かって徐々に細くなるくさび型です。目は中くらいの大きさで、わずかにアーモンド型です。色は褐色で、ダーク(暗色)であるほど好ましいとされます。耳はどちらかというと小さく、三角形です。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトですが、上下の切歯の端と端がきっちりと咬み合うピンサーズ・バイトも許容されます。胴体は体高、体長がほぼ等しく、背と腰のトップラインはほぼまっすぐです。尾は先端は少なくとも飛節の位置に達し、休息時には垂れていますが、活動時には上に掲げられ、水平線を越えることはありません。前肢は前から見ると両前脚は平行です。後肢は力強いですが、重々しくありません。

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ベドリントン・テリア

頭部から鼻面にかけての被毛が、まるでリーゼントをしているかのようなベドリントン・テリアは、スピーディーに走り回る姿は、とても可憐で、ほれぼれするほど美しい上品な容姿の犬です。ベドリントン・テリアらしさを維持するために、被毛の手入れは定期的なトリミングが必要です。抜け毛の除去のためにも毎日のブラッシングも欠かせません。

原産国
イギリス


犬種分類
テリア


色・模様
ブルー、レバー、サンディ、ブルー&タン、レバー&タン、サンディ&タン


毛質・毛の長さ
ショート/スムース(短毛)


抜け毛
少なめ


サイズ
小型


目安となる体高・体重
体高:41cm、雌(メス)はわずかに小さく、雄(オス)はわずかに超えてもよい、体重:8.2~10.4kg


一日に必要な散歩量
中程度


活発度
中程度

性格について

とてもエネルギッシュで遊び好きです。子犬時代に社会性が養われていれば、子どもの相手にも理想的で、愛情豊かに子どもたちにも寛容に対応し、少々荒っぽい遊びにも耐えてくれます。見知らぬ人には警戒心を抱き、相手の動き次第では攻撃的になる場合もあります。かなりの頑固者で、一度決めたら一歩も譲らない気の強さがあり、そのため、周りの犬と争いになってしまうことも多く、一度喧嘩を始めてしまうと、主人でも制御できなくなることもあるので要注意です。

歴史と起源

ベドリントン・テリアはイギリスの境界のノーザンバーランド州のベドリントン市のロスベリーの地区で誕生したため、当初はその地区にちなんでロスベリー・テリアと命名されました。ロスベリー・フォレストの人々が飼育していたようです。そのルーツは不明のままで、1825年、正式にベドリントン・テリアを繁殖する活動がジョセフ・アインズリーという人物によって始まりました。名前も市にちなんでベドリントン・テリアと改名されました。1877年にはイギリスで、ベドリントン・テリア・クラブが設立され、人気犬種となりました。

運動量

おっとりしているように見えますが、意外とエネルギッシュに活動します。散歩は当然、喜んで行きます。最低でも30分の駆け足を取り入れた散歩を、毎日2回は行いましょう。散歩は多すぎて悪いことはないので、なるべく出かける機会を設ければ、精神的にも安定します。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:高め
  • 留守に対する適応力:中程度
  • 子どもに対する適応力:中程度

起きやすい病気/ケガ

遺伝的な疾患として、腎疾患が好発します。また、網膜が萎縮して動かなくなる汎進行性網膜萎縮や白内障などの眼疾患、甲状腺からのホルモン分泌低下により元気がなくなり、脱毛などを発症する甲状腺機能低下症などもみられます。

ドッグショーでの評価基準

頭部は豊富でシルキーな被毛で覆われています。被毛はほぼ白色でなければなりません。スカルは狭いのですが深く、丸くなります。ストップはあってはいけません。鼻は毛色がブルーかブルー&ブルータンの場合は黒色。毛色がレザーかサンディの場合はブラウンです。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。目は小さく、理想は三角形に見える目です。色は毛色がブルーの場合はダーク(暗色)、ブルー&ブルータンの場合は琥珀っぽい明るい色で、毛色がレザーかサンディの場合は明るいヘーゼルです。耳は適度な大きさで、ハシバミの実のような形をしています。付け根の位置が低く、頬に対して平らについています。薄く、ベルベットのような手触りで、短く細かい被毛に覆われ、先端は白っぽいシルキーな飾り毛があります。胴体は筋肉質で、背は腰まで自然なアーチで流れ、腰もアーチを描いています。尾は適度な長さで、根元は太く、先細りながら、優雅にカーブしています。背にかかることはありません。前肢の前脚はまっすぐで、2本の間隔は足の部分よりも胸の部分の方が広くなっています。後肢は筋肉質で、前脚よりも後脚の方が長く見えます。

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プーリー

その表情さえ分からないほどの豊富な被毛はドレッドヘアーになり、初めてこの犬を見る人は、驚きと笑いを隠せないでしょう。このドレッドヘアーは、農場の番犬をしているときに、外敵であるオオカミなどの牙から、身を守るためのものでした。その被毛の手入れの困難さから、一般家庭で飼育する際はトリミングするのが最善ですが、それではプーリーの魅力は失われてしまいます。大変でも、被毛を伸ばし続け、ドレッドヘアーを確立しましょう。ただし、ドレッドヘアーを引き摺って歩くため、かなり埃だらけになることは覚悟しましょう。

原産国
ハンガリー


犬種分類
牧羊・牧畜犬


色・模様
ブラック、パール・ホワイト


毛質・毛の長さ
ロングコート(長毛)


抜け毛
少なめ


サイズ
小~中型


目安となる体高・体重
体高:雄(オス)39~45cm(41~43cmが理想)・雌(メス)36~42cm(38~40cmが理想)、体重:雄(オス)13~15kg・雌(メス)10~13kg


一日に必要な散歩量
中程度


活発度
中程度

性格について

とても賢くて、家族思いの優しい犬です。物覚えが抜群によく、しつけに苦労することはありません。観察力も非常に高いので、訓練すればするほど名犬に育ちます。しかし、プライドが高いので、強く叱ったり、無視されたりすると、いじけて落ち込むナイーブさも持っています。ほめて育てるのがコツです。

歴史と起源

プーリーの起源は、9世紀ごろ、マジャール人がハンガリーのドナウ地域にプーリーに似た犬を連れてやって来たことから始まります。その後、16世紀に、オスマン帝国軍がハンガリーを制圧したとき、プーリーがフランスの牧羊犬との交雑により雑種が発生してしまいます。このときの副産物がプーミーです。プーリーはどんどん姿を消しましたが、1912年、再びハンガリーの地で、再生計画が始まりました。その甲斐あって、1915年には最初の基準が定められ、1923年にブダペストのドッグショーに初めて出場しました。1924年にはFCI(世界畜犬連盟)で公認され、アメリカでは1935年に輸入し始め、1936年には公認されました。イギリスでは1948年に公認されています。

運動量

奇妙な姿ですが、運動は好きです。毎日の散歩は欠かせませんが、その被毛が痛まないように、歩行に邪魔になる部分は束ねておく必要があります。30分程度の散歩を、毎日2回程度行いましょう。また、水遊びも好きなのですが、一度濡れると、乾くまでに相当の時間が必要になるので、基本的には濡らさないようにしましょう。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:中程度
  • 留守に対する適応力:中程度
  • 子どもに対する適応力:中程度

起きやすい病気/ケガ

非常に健康な犬種で、強いて挙げるならば、遺伝などの要因で、正常な股関節が形成されていない股関節形成不全があります。

ドッグショーでの評価基準

頭部は前から見ると丸く、横から見ると楕円形で、スカルは小さく、ストップは浅く、はっきりしていません。鼻は小さく、色は黒色。マズルはとがっておらず、歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。目は中くらいの大きさで、色はダーク・ブラウンです。耳の付け根は幅広く、V字型の垂れ耳で、先端は丸みを帯びています。胴体はトップラインはまっすぐですが、豊富な被毛に隠れて尾が背にかかるように前方に垂れているため、ラインは後方にいくに従い、わずかに上がっているように見えます。尾は付け根の位置は中くらいで、尻に沿って、巻き上げられて背線に背負わないフラット・カールに掲げられていません。肩は肩甲骨が後方に傾斜し、前肢は筋肉が十分にあります。後肢は両脚がほどよく離れて、平行してついています。

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プードル

プードルは、大きなスタンダード、中型のミディアムとミニチュア、最小のトイの4つの大きさに分類されていますが、FCI(国際蓄犬連盟)では、プードルとしてひとつの犬種で公認されています。日本では最小のトイ・プードルの人気が高く、ここ数年で人気犬種のナンバーワンにまで登りつめました。 被毛はシングルコートで、カールしています。この被毛はほとんど抜けることがないので、アレルギー体質の飼い主さんが、よく飼育されています。プードルと言えばクリップと呼ばれる独特のカットがトレードマークで、おしゃれな犬の代名詞のように思われてきました。しかし、実はこのカットは、鳥猟犬として、水の中に入った時に、心臓や関節など大切な部分を冷たい水からガードして、他の部分は水中で活動する時に水の抵抗を極力なくそうと考えられた作業用のカットだったのです。ショーに出場するにはこのクリップに規定があり、コンチネンタル・クリップまたは、イングリッシュ・サドル・クリップのどちらかにしなくてはなりません。一般的には飼い主の好みにより、テディ・ベアカットやモヒカンカットなど、オリジナリティ溢れるカットで、プードルワールドを楽しんでいる方がたくさんいます。

原産国
フランス


犬種分類
愛玩犬


色・模様
単色が理想的で、ブラック、ホワイト、グレー、ブラウン(カフェオレ含む)、アプリコット、クリーム、シルバー、ブルー、ベージュ、レッドなど


毛質・毛の長さ
ロングコート(長毛)


抜け毛
少なめ


サイズ
超小型~大型


目安となる体高・体重
<スタンダード>体高:38cm以上、体重:20.5-32kg <ミディアム>体高:34-38cm、体重15-19kg <ミニ>体高:28-38cm、体重12-14kg <トイ>体高:28cm以下、体重3kg


一日に必要な散歩量
中程度


活発度
中程度

性格について

トイ・プードルは、かわいらしいのは一目瞭然ですが、それでいてとても知的で、訓練の飲み込みの早い犬種のひとつです。活発で素直で、楽しいことが大好きで、飼い主と一緒にいることが何よりの喜びと感じています。子犬のころから社交的に育てられていれば、見知らぬ人に対してもとても友好的です。訓練やコミュニケーションが不足すると、やや神経質な面が出てしまい、見た目のかわいい、よく吠える犬になってしまいます。

歴史と起源

スタンダード・プードルを小型化したミニチュア・プードルをさらに小型化して、トイ・プードルは18世紀のルイ16世の時代に誕生しました。19世紀のナポレオン第二帝政時代には、抱き犬として人気を集め、首輪には宝石をちりばめていたそうです。

運動量

近年では、無理に小型化された個体も多く、その結果、膝蓋骨脱臼が多発しています。発症してから無理な運動は禁物ですが、予防するためにもドッグランのような安全な広場で、自由に走り回って足腰を含めた筋力アップをすることが理想です。小型ですが、毎日20~30分程度の運動ができるといいでしょう。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:高め
  • 留守に対する適応力:高め
  • 子どもに対する適応力:高め

起きやすい病気/ケガ

小型化されたことから、膝関節の脱臼が多く見られます。歩行の様子を確認し、ときどき足を引きずるようなことがあれば、動物病院で検査をしたほうがいいでしょう。多発する病気には皮膚疾患、涙流症、停留睾丸、拡張型心筋症、甲状腺機能低下症、胃捻転などがあります。特に皮膚疾患はフードの種類によってアレルギー性の場合が多いので、皮膚に赤い発疹などが見られたら、動物病院で相談し、フードを適正なものに換えるだけで、改善される場合があります。

ドッグショーでの評価基準

横から見ると、体長と体高が等しい正方形(スクエア)になっています。頭部スカルはほどよい丸みがあり、ストップはわずかですが、はっきりしています。鼻色は被毛の色によってブラックかレバーです。マズルは長く、スカルと同じ長さです。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。両目はほどよく離れていて、形はアーモンド型です。耳は目の高さ、あるいはそれより低い位置にあり、頭部にぴったり沿って垂れていて、長く幅広く、豊富な飾り毛に覆われます。首は十分に長く、頭部を高く上げていて、のどのたるみはあってはいけません。胴体はキ甲が高く、背は短く水平、胸の胸底が深く、ほどよく幅広く、腹は引き締まっています。尾は付け根の位置が高く、根元は太く、上を向いていて、決して巻いたり、垂れたりしてはいけません。前脚は十分な骨量と筋肉が発達していて、肘からまっすぐに伸びています。後脚は強健な筋肉に富み、大腿は十分に発達しています。被毛は1色以外の毛色は失格となります。

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プチ・バセー・グリフォン・バンデーン

グラン・バセー・グリフォン・バンデーンを基礎に、小型短足化に改良した犬種が「プチ・バセ」の愛称で親しまれるプチ・バセー・グリフォン・バンデーンです。プチは「小さな」、バセーは「低い」、グリフォンは「剛毛の」、バンデーンは「フランスの地域」を意味しています。足を短くしたことで、親しみやすい体型になりましたが、その分、背中に負担がかかりやすくなりました。

原産国
フランス


犬種分類
嗅覚ハウンド


色・模様
ブラック&ホワイト、ブラック&タン、ホワイト&オレンジ、トライカラーなど


毛質・毛の長さ
セミロング(中毛)


抜け毛
中程度


サイズ
中型


目安となる体高・体重
体高:34~38cm許容範囲上下1cm、体重:15~18kg


一日に必要な散歩量
中程度


活発度
中程度

性格について

陽気で親しみやすいプチ・バセー・グリフォン・バンデーンは、家族のことが大好きで、いつも優しくて思いやりにあふれています。それだけでなく、自分の意志をしっかりともっていて、なかなか独立心旺盛な頑固者です。確かに主人に頼る事なく自分で問題解決できる高い能力が備わっています。

歴史と起源

プチ・バセー・グリフォン・バンデーンは、それより大型のグラン・バセー・グリフォン・バンデーンに由来する犬種です。16世紀当初は同犬種として扱われていました。単に狩猟の際の獲物によるバリエーションで、小さなプチはウサギや鳥の小動物、グランはオオカミやアカシカなどの大型動物が獲物でした。1950年代になってようやく、両者が別犬種であると記載された書籍が出版され、1975年以降は、グランとプチとの交配は禁止されています。

運動量

もとは猟犬ですが、それほど膨大な運動量は必要ありません。しかし、胴長の体型なので、健康でしっかりとした背骨周辺の筋肉を付けるためにも運動は必要です。30分程度の散歩を、毎日2回行いましょう。散歩時には、急な段差や坂道などは、背中に負担がかかるので、避けるようにしましょう。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:高め
  • 留守に対する適応力:中程度
  • 子どもに対する適応力:高め

起きやすい病気/ケガ

比較的健康な犬種ですが、胴長の体型は椎間板ヘルニアを引き起こしやすいので激しすぎる運動には注意しましょう。また、垂れ耳なので、夏場の暑く湿気が多くなる時期には外耳炎にも注意が必要です。ほかにも被毛が目にかかり、眼疾患を好発します。

ドッグショーでの評価基準

頭部スカルの頂は、わずかにアーチを描いていて、あまり長く伸びず、広すぎず、後頭部の隆起は発達しています。ストップは明瞭で、鼻は鼻孔が広く、色は黒色ですが、毛色がホワイト&オレンジの場合はブラウンでも許容されます。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。目はかなり大きく、色はダーク(暗色)です。耳は先端がわずかに卵型で、長い被毛で覆われています。胴体は背はまっすぐで、腰は筋肉質、胸は胸底が深く、肘の位置にまで達します。尾は付け根の位置が高く、根元は太く、徐々に先細ります。四肢は短く、筋肉が発達しています。

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ブル・テリア

当初は雄牛と闘うために、素早く攻撃できる強力な犬種を作出するために誕生しました。コンパニオン・ドッグとなった現在も、果てしないスタミナと切れることのない体力。それでいて遊び好きなので、この犬種を満足させるのは、大変な作業になるはずです。体型は中型ですが、その運動量は、活発なだけに、超大型犬よりも膨大といえます。飼い主と遊ぶときにも、ひょうきんに振る舞い、飼い主だけでなく、見知らぬ人に対しても、気を許せれば、突進しながら甘えるでしょう。

原産国
イギリス


犬種分類
テリア


色・模様
ホワイト、ブラック、ブリンドル、レッド、フォーン、トライカラーなど


毛質・毛の長さ
ショート/スムース(短毛)


抜け毛
中程度


サイズ
中型


目安となる体高・体重
体高:50cm、体重:20kg


一日に必要な散歩量
多め


活発度
高め

性格について

陽気で明るく、非常に活発に活動します。また、ものすごい突進力で飼い主や家族、知人などに甘えるため、後ろにひっくり返らないように踏ん張りましょう。ひょうきんなおどけもので、サービス精神も旺盛で人を喜ばせるのが大好きです。特に家族に対してはいつも愛想よく元気。独占欲が強くて甘えん坊です。しかし、気分を害したり気に障ることをすると、突然、攻撃的になることがあります。

歴史と起源

1830年、すでに絶滅しているオールド・イングリッシュ・テリアと、当時雄牛と戦う闘犬だったブルドッグを交配し、素早く攻撃できる犬を作り出そうとしました。しかし、体の大きさが、現在のミニチュア・ブル・テリアほどだったために、さらにスパニッシュ・ポインターの血を導入して1850年にブル・テリアの基礎が完成しました。しかし、思っていたほどの攻撃性があるわけではなく、闘犬自体も禁止されたために、その役割は警備やネズミなどの害獣駆除、番犬などになりました。さらにドッグショーが盛んになり、改良のため、今は絶滅したホワイト・イングリッシュ・テリアやダルメシアンを交配しました。ここに誕生したのが、真っ白なブル・テリアでした。1900年までにスタッフォードシャー・ブル・テリアとの交配によって、カラーのブル・テリアも誕生しています。性格もやや甘えん坊になったブル・テリアは、アメリカでは1885年、イギリスでは1948年に公認犬種となりました。

運動量

スタミナが溢れ、筋肉質の塊のような体力がある上、テリアの活発な性格が加わった、元気の塊のような犬種です。その体力を消耗するには、約60分の駆け足を取り入れた散歩を、毎日2回は行わなくてはなりません。それ以外の時間にも常に一緒に遊んでも、疲れるということはないでしょう。庭があれば自由運動をさせてあげましょう。暑いのは苦手なので、夏場は涼しい時間帯に運動を行いましょう。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:高め
  • 留守に対する適応力:少なめ
  • 子どもに対する適応力:中程度

起きやすい病気/ケガ

僧帽弁の閉鎖不全により、左心室から左心房へ血液の逆流が起こる僧帽弁形成不全、大動脈弁の狭窄により、血流障害を引き起こす大動脈弁狭窄、口唇周辺に慢性的なかゆみなどが発生するフルンケル症、毛包虫症、メラニン色素の欠損により起きる皮膚炎のワールデンブルグ・クライン症候群、紫外線などの日光刺激で発生する体幹性日光皮膚炎、足の皮膚や肉球が赤く腫れたり、炎症を起こす肢端皮膚炎、遺伝性難聴などが好発します。

ドッグショーでの評価基準

頭部は長く頑丈で、マズルの末端まで十分な厚みがあります。前から見ると卵型で、表面にくぼみや溝はありません。横から見るとスカルの頭頂から鼻先にかけておだやかなカーブを描きます。鼻は黒色。先端にかけて下方に曲がります。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。目は細く、三角形で、傾いてついています。目の色はダーク・ブラウンです。耳は小さく、薄く、両耳が接近していて、まっすぐ上を向くときは、しっかりと直立しなくてはなりません。首はたいへん筋肉質で、長く、アーチを描いています。たるんだ皮膚はありません。胴体は、はっきりとしたあばらの張りと、キ甲から胸郭にかけて、十分な深さがあり、丸みを帯びています。尾は短く、付け根では太く、先細りします。水平に保持されます。前脚は最も頑丈で、両脚が完全に平行になっています。後肢は後ろから見ると、後脚2本が平行で、大腿は筋肉質です。

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ブルドッグ

2009年3月から、これまでのブルドッグのスタンダード(犬種基準)が変更になりました。今までより、頬の皮膚の垂れ下がりを減らし、長めの脚と細めの身体にすることが定められました。今後はスマートなブルドッグへと変身していくこととなります。高温多湿にとても弱く、皮膚もデリケートなので、スキンケアには注意が必要です。食後には、口周辺に残る食べカスをきれいにして、顔のシワのすき間も清潔にしておきましょう。

原産国
イギリス


犬種分類
使役犬


色・模様
単色かスマット(単色でマスクとマズルがブラック)


毛質・毛の長さ
ショート/スムース(短毛)


抜け毛
少なめ


サイズ
大型


目安となる体高・体重
体高:31~36cm、体重:雄(オス)25kg・雌(メス)22.7kg


一日に必要な散歩量
中程度


活発度
少なめ

性格について

現代のブルドッグは、性格も優しく、おっとりとした性格に改良されました。しかし、番犬としての警戒心はなくなっておらず、飼い主家族を守ります。しかし、それも若いときだけで、年をとると、動くのもおっくうなのか、いつも寝そべっています。しかも、そうなってしまうのが、ほかの犬種に比べ、早いようです。活発なのは、幼犬を飼い始めてからわずかな期間しかないでしょう。

歴史と起源

ブルドッグはもともと雄牛と戦う競技の犬として誕生しました。その祖先は、おそらくアジアの古代のマスティフという犬種が関係していると考えられています。ブルドッグと雄牛の戦いの競技は1209年にその最初の記録が残されています。1568年にはブルドッグという名前が定着し、雄牛との血まみれの恐ろしい競技は、1835年にイギリスで禁止されるまで続きました。

運動量

ブルドッグは、子犬のころこそ無邪気で遊び好きで、よく動き回りますが、成犬になると、いつもぐったり寝そべっていて、なかなか動こうとしません。呼吸がスムーズでないこともあり運動も好きではありません。しかし、そのまま好きにさせていると肥満体になり、より呼吸が苦しくなります。そのため、毎日少しずつでもかまわないので、散歩に連れ出しましょう。理想では10~20分程度の散歩を1日2回は行いたいところです。どう散歩に連れ出すかがポイントになるでしょう。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:中程度
  • 留守に対する適応力:高め
  • 子どもに対する適応力:高め

起きやすい病気/ケガ

胎生期の形成がうまくいかなかったことから、心室の間に穴が開く心室中隔欠損症や心臓から肺へ血液を送る動脈が狭窄し、左右の心室の間に穴が開いていて、全身に血液を送る動脈が右側に変位し、右心室の壁が厚くなる4つの症状が重なるファロー四徴などの遺伝的疾患が好発します。また、胎児の頭部が大きいため、出産時には帝王切開が多くなります。

ドッグショーでの評価基準

頭部スカルの円周は大きく、体高とほぼ同じ長さがあります。前額部は平らで、頭頂や頭部の皮膚はゆるく、しわが寄っていますが、目立ちすぎることはありません。ストップは深く、幅広く、マズルも幅広く、鼻と鼻孔は大きく、色は黒色です。顎は幅広く頑丈で、下顎は前に突出し、上へ巻き上がっています。歯の咬み合わせはわずかに下の切歯が上の切歯より前方に出るアンダー・ショットです。目は丸く中くらいの大きさで、低い位置に離れてついています。色はダーク(暗色)で、ほとんど黒色に近い色をしています。耳は付け根の位置が高く、全体的に内側に折りたたまれて、後方に寝たローズ耳です。首は短く、太く、厚みがあり、のどにはだぶだぶの皮膚があり、下顎から胸まで首の内側にデューラップ(のどの下の皮膚のたるみ)があります。胴体は幅広く、丸みを帯びています。背線は、肩のすぐ後ろが少し低く、腰に向かって次第に高くなり、腰から尻までは、急なスロープを描いてまた低くなります。尾は付け根の位置が低く、短めで、付け根は太く、急に先細ります。下向きに保持されます。前脚は2本が離れてついていて、外見は弓状に曲がって見えますが、骨はまっすぐです。後脚も太く、筋肉が発達していて、前脚に比べてやや長くなります。

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ブリュッセル・グリフォン

ブリュッセル・グリフォンは、ベルギー原産のベルジアン・グリフォン、プチ・ブラバンソンと兄弟犬として知られています。FCI(世界畜犬連盟)ではそれぞれを独立犬種として公認しています。イギリスのUKC(ユナイテッド・ケネル・クラブ)やアメリカのAKC(アメリカン・ケネル・クラブ)ではこの3犬種を毛質やカラーバリエーションとしてひとつの犬種で公認しています。日本のJKC(ジャパン・ケネル・クラブ)ではFCIと同様に3犬種を個々で公認しています。

原産国
ベルギー


犬種分類
愛玩犬


色・模様
赤みがかったブラウン(ジンジャー)


毛質・毛の長さ
セミロング(中毛)


抜け毛
中程度


サイズ
超小型


目安となる体高・体重
体高:18~20cm、体重:小型クラス3kgまで・大型クラス雄(オス)4.5kg・雌(メス)5kgを超えてはならない


一日に必要な散歩量
少なめ


活発度
少なめ

性格について

見知らぬ人に対しては神経質で気難しい部分もありますが、飼い主家族には愛情深く、知的で愉快な犬です。周囲の状況を判断して行動できます。明朗活発で、元気いっぱいですが、騒々しく騒いだり興奮して我を忘れるようなことはありません。とても温厚で優しく、攻撃的なところや無駄吠えなどはいっさいありません。

歴史と起源

ブリュッセル・グリフォンは、ベルギー原産のベルジアン・グリフォン、プチ・ブラバンソンと兄弟犬として知られています。FCI(世界畜犬連盟)ではそれぞれを独立犬種として公認していますが、UKC(ユナイテッド・ケンネル・クラブ)、AKC(アメリカン・ケンネル・クラブ)では、この3犬種を毛質やカラーバリエーションとしてひとつの犬種で公認しています。それぞれの歴史をさかのぼることは難しく、ベルギー王室の愛犬ということと、確かな記録では1880年のブリュッセルのドッグショーに登場したということです。

運動量

毎日の運動は、簡単な散歩と、室内での遊びだけでも十分です。10分程度の散歩を、毎日2回程度行いましょう。運動のためだけでなく、ストレス発散や日光浴、社会性や感受性を養うためにも屋外へ出かけることは重要です。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:高め
  • 留守に対する適応力:高め
  • 子どもに対する適応力:高め

起きやすい病気/ケガ

個体によっては、出産時、帝王切開が必要な場合があることと、鼻先がつまっているので、呼吸器系の疾患になりやすいことがあります。目にかかる被毛によって眼疾患もみられるので、特に顔周りの被毛の手入れを定期的に行いましょう。

ドッグショーでの評価基準

頭部はスカルは幅広く、丸く、額は十分に盛り上がっています。ストップははっきりしていて、鼻は黒色で大きく、マズルは極端に短くなります。歯の咬み合わせはわずかに下の切歯が上の切歯より前方に出るアンダー・ショットです。目はたいへん大きく、丸く、両目が十分に離れていて、出目です。耳は断耳されて、とがって直立しています。胴体は胸がかなり幅広くて、胸底は深くなっています。尾は付け根が高い位置にあります。四肢はまっすぐで平行で直立しています。長さは中くらいです。

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フレンチ・ブルドッグ

コミカルな見かけとは裏腹に、物静かで繊細で細やかな情愛を持った犬です。とても思慮深く聡明で好奇心旺盛なうえ、遊ぶことも大好きです。何かを発見したり探し出したりするようなゲーム感覚の楽しい遊びを次々に開発して、愛嬌たっぷりです。賢さは抜群で、家族の会話は大部分理解できます。話しかけると首を傾げながら一生懸命に聞いて、言葉の意味を理解して的確な反応を返すので、付き合ううちに次第にペットというよりも人に近い存在になってくる不思議な犬です。

原産国
フランス


犬種分類
愛玩犬


色・模様
フォーン、ブリンドル、さまざまなカラーに白斑のあるもの、パイドは白地にフォーンまたはブリンドル


毛質・毛の長さ
ショート/スムース(短毛)


抜け毛
少なめ


サイズ
小~中型


目安となる体高・体重
体高:30cm、体重:8~14kg


一日に必要な散歩量
中程度


活発度
中程度

性格について

性格はのんびりしていて、穏やかです。しかし好奇心があり、おちゃめな面もあります。しかし、幼いころから飼い主とのコミュニケーションが不足したり、甘やかすと攻撃的な部分が顔を出します。元を辿れば、オス牛と戦う闘犬です。愛嬌のある姿でも力は強いので、暴れん坊になってしまうと、手が付けられなくなります。気をつけないと、咽喉笛に噛み付いてくるなんてこともあります。正しい愛情をそそぎながら、飼い主がコントロールできるように育てましょう。

歴史と起源

1860年、フランスのノルマンディー近くで、イギリスからの労働者の間で飼われていたのが、小型のブルドッグです。もともとは、イギリス本土で、すでに小型のブルドッグが存在していたようで、それをフランスに連れてきていたものです。その小型のブルドッグに目をつけたのがフランス人で、その後テリアやパグと交配させて、フランスの犬としてフレンチ・ブルドッグが誕生しました。

運動量

屋外で活発に活動する犬種ではありません。散歩は毎日2回、それぞれ20分程度行うのが理想的です。ただし、鼻先がつまっていて、熱中症になりやすいので、真夏の日中の散歩は避けましょう。涼しい朝方や夕方、地面の熱が下がってから散歩に出かけるようにしましょう。散歩による運動と食事のバランスを考えて、肥満防止に努めましょう。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:高め
  • 留守に対する適応力:高め
  • 子どもに対する適応力:中程度

起きやすい病気/ケガ

遺伝的疾患として、毛包形成不全や季節性側腹部脱毛症、遺伝性貧毛症などがあります。また、鼻先がつまっているため、とにかく暑さに弱く、春から秋にかけて、車の中に置き去りはもってのほかです。真夏の暑い日の散歩も避けてください。体内に熱がこもりやすく、熱中症になり、最悪は命を落とすこともあります。フレンチ・ブルドッグも涼しい気候を好みますので、真夏は冷房は欠かせません。メスは出産時に帝王切開がほとんどです。これは胎児の頭が大きなためで、自然分娩か帝王切開かは、妊娠期に獣医師とよく相談しましょう。

ドッグショーでの評価基準

頭部はとても頑丈で、幅広く、角張っています。頭部の皮膚には対称的なひだとしわが入っています。頭部は顎骨から鼻までの短さが特徴で、スカルの長さはありませんが、幅が広く、頂はほぼ平らです。前頭部は発達していて、眉の隆起が顕著で、目と目の間に特に発達するしわで分けられています。このしわは、前頭部まで達してはいけません。後頭部はほとんど隆起していません。ストップははっきりしていて、鼻は幅が広く、たいへん短く上を向いていて、鼻孔がよく開いています。マズルもたいへん短く、幅広で、上唇に向かって左右対称のひだができます。どのような場合でも、下の切歯が上の切歯の内側にくることがあってはなりません。目は位置が低く、色はダーク(暗色)で、かなり大きく、十分な丸みを帯びて、わずかに出目です。耳は中くらいの大きさで、付け根は幅広く、先端は丸みを帯びていて、頭部の高い位置についていますが、互いに接近しすぎることはなく、開口部を前方に向けて直立しています。首は短く、わずかにアーチを描いています。胴体のトップラインは水平で、腰の部分で高くなり、尾に向かって急激に下降します。この体躯構成は重要です。背は幅広く、筋肉質です。腰は短く、幅広く、胸は円筒形で胸底は下がっています。尾は短く、尻の低い位置についています。付け根は太く、自然にこぶ状になるかねじれていて、先端は細くなっています。前脚は横から見ると垂直で、前から見ると、両脚は離れてついています。肩は短く、筋肉が丈夫でよく目立ちます。後脚は前脚よりもわずかに長く、大腿は筋肉質です。前足は丸く、猫足のようで、わずかに外を向いています。爪は短く、厚く、パッドは硬く厚く黒色です。爪は毛色がブリンドルの場合、黒色でなければなりません。パイドやフォーンの場合はダーク(暗色)が好ましいのですが、明るい色でも欠点にはなりません。

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フラットコーテッド・レトリーバー

見かけはゴールデン・レトリーバーよりもスマートでシンプルですが、躍動感あふれるその機能的なスタイルは、ゴージャスなイメージのゴールデンよりも野性的な美しさを感じさせます。いかに効率的に確実に獲物を追尾し回収するかがポイントの猟犬出身なので、とても賢くて状況判断も的確にでき、機転のきいた俊敏な行動をとることができます。その知能はラブラドール・レトリーバーに勝るとも劣りません。楽しいことが大好きで、人見知りせずに誰にでも陽気にじゃれついて遊びをしかけます。

原産国
イギリス


犬種分類
鳥猟犬


色・模様
ブラックまたはレバーに限る


毛質・毛の長さ
セミロング(中毛)


抜け毛
中程度


サイズ
大型


目安となる体高・体重
体高:雄(オス)59~61.5kg・雌(メス)56.5~59cm、体重:雄(オス)27~36kg・雌(メス)25~32kg


一日に必要な散歩量
多め


活発度
高め

性格について

普段は穏やかで従順、そしてとても優しい性格なので、子どもとも忍耐強く付き合える最高の家庭犬になってくれます。もちろん、警戒心は怠らず、飼い主家族を守る番犬としても努めを果たします。しかし、生後2~3年で落ち着くゴールデンやラブに対し、フラットは老犬になっても無邪気さが残ります。逆にいえば、いつまでも共に楽しく過ごせるということかもしれません。

歴史と起源

19世紀の中ごろ、カナダ人船乗りがイギリスに連れてきたニューファンドランドに、優れた嗅覚を取り入れるためにコリーやアイリッシュ・セター、ラブラドル・レトリーバーの血が加えられ誕生しました。それがウェービーコーテッド・レトリーバーというフラットコーテッド・レトリーバーの前身の犬種でした。1860年ころに紹介されましたが、犬種として確立されたのはその20年後でした。1900年までには、ストレートな被毛をもったものということで、フラットコーテッド・レトリーバーが誕生しました。一時期人気を博しましたが、ゴールデンやラブラドルの人気の影に隠れ、第二次世界大戦後にはほぼ絶滅状態でした。フラットコーテッド・レトリーバーのブリーダー、スタンリー・オニールは、フラットコーテッド・レトリーバー復活のために努力を続け、20世紀後半にはその偉業を成し遂げ、現在に至っています。

運動量

運動量は豊富で、毎日長時間の散歩は欠かせません。毎日最低60分の散歩を1日2回は行いましょう。普通の散歩だけでは満足はしないはずなので、駆け足を取り入れたり、ドッグランなどの安全な広場でボール遊びなどを取り入れるといいでしょう。また、飼い主といつも一緒にいたがるので、ちょっとした買い物などにも連れ出すといいかもしれません。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:高め
  • 留守に対する適応力:高め
  • 子どもに対する適応力:高め

起きやすい病気/ケガ

日本でも人気の高いフラットですが、先天的な股関節疾患が多くみられます。入手の際には、血統がきちんと確認できることが大切です。また、遺伝性の眼疾患も多く、眼瞼外反症や眼瞼内反症、睫毛重生、異所性睫毛、緑内障、白内障、視神経欠損症などが好発します。皮膚疾患もよく確認されるので、皮膚の状態をこまめにチェックしましょう。

ドッグショーでの評価基準

頭部は長く、スカルの頂は平らでほどよく幅広くなっています。ストップはわずかで、鼻は鼻孔が大きく、歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。目はダーク・ブラウンかヘーゼルです。耳は小さく、頭部の両側に接しています。首はほどよい長さで、スローティネス(のどの下のゆるんだ皮膚)はありません。胴体の腰は短く、胸は胸底が深く、かなり幅広く、明瞭な前胸をもちます。尾は短くまっすぐです。前脚はまっすぐで、後肢は筋肉質。飛節は低い位置について、ほどよい角度で曲がっています。