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日本猫

日本の高温多湿の暑さや、日々気温差の激しい寒さなどの気候の変化に対する強さ、粗食に対する適応力、ネズミを捕る優れた運動能力など、土着猫ならではの長所を多く持ちます。顔つきは頭長が丸く、緩やかな逆三角形で、まさに日本人好みの猫です。80年代に欧米各国で自国の土着猫を見直す動きがあり、多くのショートヘアが生まれましたが、日本ではそういった動きが現れては消えていくうちに、都市部では洋種の猫との混血化が進みました。今ではシルバーのクラッシックタビーの野良猫が見られるほどで、純粋な日本猫は絶滅の危機にあるといわれています。日本猫は世界に誇れる愛らしい猫ですから、そのままの姿で残したいものです。

 

原産国
日本

 

色・模様
三毛など多数

 

毛の長さ
短毛

 

抜け毛
中程度

 

サイズ
中型~大型

 

目安となる体重
4~8kg

 

活発度
中程度

 

子どもに対応する適応力
高め

性格について

猫らしい性格をもっています。適応力があり、大胆ですが、高い警戒心があります。

 

歴史と起源

1000年以上も前に中国から伝来し、日本で独自の進化を続けた猫です。海外では珍しい三毛やボブテイルがいるので、遺伝的には稀少だといわれます。三毛には雄(オス)が少なく、江戸時代には高値で取引されたといわれます。明治時代以降、外国品種が多く輸入され、交雑が進み、純粋な日本土着猫は姿を消しつつあります。

その他の情報(病気等)

起きやすい病気/ケガ

 

日本の風土に、長い時間をかけて順応してきたため、健康的ですが、猫の病気として一般的に皮膚疾患や尿路結石が好発します。近年では、屋外飼育している猫の中で、猫エイズと呼ばれる猫後天性免疫不全症候群がみられます。

ロシアン・ブルー

「冬の精」などとも呼ばれ、北国育ちのため、アンダーコートのたっぷりとしたダブルコートで、雪の中でも平気で無邪気に遊びます。シルクのような被毛は密生し、独特のブルーのカラーを一層引き立てています。眼は鮮明なエメラルドグリーンで、その表情から神秘性すら感じられます。

 

原産国
ロシア

 

色・模様
ブラック、ブルー、ホワイト

 

毛の長さ
短毛

 

抜け毛
中程度

 

サイズ
小~中型

 

目安となる体重
3~5.5kg

 

活発度
低め

 

子どもに対応する適応力
高め

性格について

性格は敏感で、ややシャイな面がありましたが、日本でブリードされるようになって多少内気な性格は緩和されています。それでも、鳴き声は小さく、おとなしい性質の上品な猫です。

 

歴史と起源

起源はロシア原産のブルーの猫といわれ、ロシアン・ショートヘアーの原種がロシアン・ブルーです。19世紀にロシアの船でイギリスに運ばれてきた猫がルーツといわれています。当初、ロシアン・ブルーは目は黄色でした。その後、イギリスやスウェーデンのブリーダーたちによって改良され、1933年になって、エメラルドグリーンの眼がスタンダードに定められました。

その他の情報(病気等)

起きやすい病気/ケガ

 

好発するのは皮膚疾患や尿路結石です。換毛期には冬毛のアンダーコートを除去するために、ブラッシングしましょう。

 

キャットショーでの評価基準

 

頭部はマズルよりもスカルの方が長く、眼はアーモンド型で、色は可能な限り鮮明なグリーンです。耳は先がとがっていて大きく、直立します。身体は筋肉質で、四肢も長く頑丈です。尾は長さ、太さともに中くらいで、先端が丸くなっています。

ラパーム

コーニッシュレックスやデボンレックスは、品種化の途中で現在のようなスリムな体型にブリードされて、独特の姿になりましたが、ラパームはセミフォーリンの筋肉質の体つきで、従来のレックス種とは違った健康的なイメージの猫に仕上がりました。生まれた時点では直毛か、やや縮れた毛をしていますが、子猫時代に毛がごっそりと抜け落ちて無毛になり、その後に太くて絹のようにしなやかな、カールの強い毛が生えてきます。 品種化されてから日が浅く、農家の猫だった時代の性質を受け継いで、今でもネズミ捕りの能力がとても高く、ワーキングキャットとして重宝がられています。

 

原産国
イギリス

 

色・模様
全色

 

毛の長さ
中毛

 

抜け毛
中程度

 

サイズ
小~中型

 

目安となる体重
3.5~5.5kg

 

活発度
高め

 

子どもに対応する適応力
高め

性格について

おとなしめの猫種ですが、愛情深く、飼い主家族と一緒にいることをこよなく愛しいと感じています。訪問者などにも人なつっこく対応します。安心できる自宅などの環境では、意外と活発な面も見せ、時によっては陽気に遊びまわります。

 

歴史と起源

1982年、オレゴン州の農家で生まれた猫の中に一匹の毛のない子猫がいました。本来なら障害とされるところですが、元気に成長し、成長とともに柔らかいカールヘアに身を包むようになり、その子猫がラパームのルーツになりました。

その他の情報(病気等)

起きやすい病気/ケガ

 

一般的な猫同様、皮膚疾患や尿路結石が好発します。尿路結石は、トイレの際のしぐさを確認して、尿の回数が多いのに、量が少ないと感じたら要注意です。すぐに動物病院で検査を受けた方がいいでしょう。

 

キャットショーでの評価基準

 

頭部は中くらいの大きさで、やや丸みを帯びたくさび型をしています。目は大きく丸く、やや釣りあがっています。耳は顔の輪郭の延長線上に位置し、両耳は離れています。身体は中くらいで筋肉質。カールした被毛に覆われます。四肢は中くらいの長さで、前脚よりも後脚が長くなります。尾は長く、先細り、豊富な飾り毛に覆われています。

ラグドール

最大の猫種の一つで、大きな個体は10キロを超えるといわれています。 抱き上げると飼い主に体を預け、なでるとぬいぐるみのように、おとなしくなるという性質や、柔らかく豊富な被毛から、ぬいぐるみを意味するラグドールと名付けられました。本来は、四肢、胸、腹、あごなどが白いミテッドが理想とされていますが、ポイントやバイカラーも認められています。被毛は生まれた直後は白く、生後3年以上かかって、本来の毛色とパターンが現れます。

 

原産国
アメリカ

 

色・模様
シール、チョコレート、ブルー、ライラック等のポイント、ポイントと同色のミテッドとバイカラー

 

毛の長さ
長毛

 

抜け毛
中程度

 

サイズ
中型~大型

 

目安となる体重
4.5~9kg

 

活発度
低め

 

子どもに対応する適応力
高め

性格について

大きくて筋肉質のたくましい猫ですが、いたって、おとなしい性格です。痛みに対して我慢強さがあるといわれていましたが、これは間違った認識です。狩りにもあまり興味を示さないような温和な性質のため、同居しているほかの猫種などのペットや、小さな子どもとも優しく接してくれる理想的な室内猫です。大型なだけにのんびりしていて、慌しいことは好きではありません。

 

歴史と起源

比較的新しい猫種で、1960年代にカリフォルニアのブリーダー、アン・ベーカーによって、バーマン、ペルシャ、バーミーズなどが交配され、ラグドールが作出されました。2000年初頭になってから、アメリカで公認されました。

その他の情報(病気等)

起きやすい病気/ケガ

 

のんびりしているせいか、やや肥満傾向にあります。毛球症も好発しますが、毛球を予防するには、こまめにブラッシングし、抜け毛を除去するとともに、毛球予防の食事の種類などを心がけましょう。

 

キャットショーでの評価基準

 

頭部は大きめで、頬がふっくらとしています。マズルは丸みを帯びています。目は大きく、卵形をしています。色はブルーで、適度に釣りあがっています。耳は中くらいの大きさで、根元は幅広く、先端は丸みを帯び、やや前方に傾けられています。身体は長く、胸の幅は広く、がっしりしていて筋肉質です。四肢は中くらいの長さで、身体の被毛より短い被毛に覆われます。