ピュリナは、愛犬の健康維持において「ケア」を重視し、日常生活からの健康管理を推奨しています。主なポイントは、バランスの取れた食事や運動の重要性、肥満防止、定期的な口腔ケア、必要に応じたサプリメントの使用、及び健康上の問題(糖尿病や食物アレルギー、消化器系の健康への配慮)への理解です。愛犬の健康を維持するためには、日常的な健康チェックや獣医師の診察を通じて早期発見・治療を行うことが推奨されています。健康診断のためのチェックリストも整備され、愛犬の身体各部位の状態を確認することが重要とされています。
気になる健康上の問題 | 健康維持 | 犬との暮らし
健康維持
キュアよりもケアへ。ふだんの生活の中から健康を維持できることをピュリナは大切にしています。
愛犬の健康を維持する
愛犬の存在は、飼い主に健康で幸せな毎日をもたらしてくれます。飼い主は、そんな愛犬にできるだけのことをしてあげたい、と考えるものです。その多くの部分は食事と運動に関連しますが、犬の健康上のリスクを理解しておくことが重要になります。
ごく一般的な病気であれば飼い主が対処できるものもありますが、動物病院で受診して、病気の原因を確認し適切な治療を受けることを最もおすすめします。
- 愛犬の肥満を避ける
愛犬が太ってしまっても放っておくことは簡単です。しかし、肥満は寿命を縮めたり、毎日動くのが億劫になって楽しみが減ってしまう可能性があることを覚えておきましょう。
- 愛犬の体重を減らす
愛犬の体重が増えて、胸部に触れても肋骨が感じられなくなったら、それは習慣を変える時です。健康的な体重管理のためのペットフードや、獣医のダイエットプランの実践を検討し、必ず散歩など毎日一定の運動をさせましょう。人間の食事の残りは絶対に与えないでください。ダイエットを意識する場合、おやつは極力少なくし、毎日のカロリー摂取量の10%を超えないようにしましょう。ダイエット成功率を高めるためには、獣医と共に愛犬に合わせて総合的な計画を立てると良いでしょう。
- 愛犬の口腔ケア
できるだけ子犬のあいだに、毎日、できれば少なくとも3日に1度の歯磨きに慣れさせましょう。柔らかい布か子供用の柔らかい歯ブラシを使って歯を優しくこすり、犬用の歯磨き剤を使用します。人間用の歯磨き剤は使わないでください。犬は歯磨き剤を吐き出さず飲み込んでしまうので、胃の不調を起こすことがあります。噛みごたえのあるドライフードも、きれいな歯を保つ助けとなります。ドライフードを噛むと、粒子が歯と摩擦を起こして歯垢を落とす歯ブラシのような働きをします。
- サプリメントの必要性
愛犬にバランスのとれた総合栄養食を与えていれば、サプリメントは必要ありません。しかし、犬が特定の健康課題を抱えている場合には、サプリメントが効果的なこともあります。犬にサプリメントを与える際には、事前に獣医に相談しましょう。
気になる健康上の問題
愛犬との暮らしのなかで、気になる健康上の問題についてご紹介します。
- 糖尿病
糖尿病は、体内の細胞や組織にブドウ糖(グルコース)を取り込むホルモンであるインスリンが不足したり、うまく機能しない場合に発症する病気です。犬では、インスリンの欠乏による発症が多くみられます。若齢の時および3歳以降に発症しやすく、雄よりも雌のほうがかかりやすい傾向があります。愛犬が急にとても喉が渇く様子をみせたり、頻繁に排尿するようになったら、糖尿病の兆候かもしれませんので、獣医の診察を受けましょう。
- 食物アレルギー
その診断には時間がかかりますが、食物が原因のアレルギーになる場合があります。一般的に獣医は、食物アレルギーか否かの判断に食物除去法を用います。食物除去法とは、まず犬に8~10週間特殊な低アレルゲン食を与えます。低アレルゲン食を食べることでアレルギーの臨床的兆候が見られなくなれば、元の食事に戻します。すると、本当に食物アレルギーがある犬の場合は、かゆみや皮膚炎症などの臨床的兆候がふたたび増えると考えられます。このような兆候があらわれた場合には、具体的にどの原料がアレルギー症状を引き起こしているのか確認するために、更なる検査が行われます。
- 消化器系の健康
犬が獣医の診察を受ける理由として最も一般的なもののひとつが、消化器系の不調です。犬の消化器系の不調には、食あたり、感染症、アレルギーまで様々な理由があります。消化器系を休ませれば不調がおさまる場合もありますが、深刻な病気の場合、体重低下、脱水症状、衰弱を起こすこともあります。愛犬が消化器系の不調にみまわれた時には、獣医による適切な治療を受けましょう。
愛犬の健康チェック
こまめなチェックと定期的な健康診断
愛犬の健康維持のために重要なことは何でしょう。病気になったときの治療はもちろんですが、病気にならないように注意し、予防することも同じくらい大切です。そのためには、毎日の生活の中で愛犬とコミュニケーションを取りながら、健康状態を把握し、何か普段と違う様子を感じたときは、すぐに獣医師に相談することをおすすめします。大切な愛犬のために、こまめなチェックと動物病院での定期的な健康診断で、早期発見・早期治療に努めましょう。
健康診断リスト
身体の部位ごとに見ていきましょう
Check1 全体
愛犬の肋骨を、胸部から尻尾に向かって優しく触ってみてください。その犬種の持つ元々の体型によって微妙に異なりますが、肋骨の終わり部分からお尻の間に「ウエスト」があるはずです。お腹まわりや首まわり、お尻はたるんでいませんか? ピュリナの「ボディコンディションシステム」を利用し、愛犬の体型維持や体重の管理に気を配ってあげましょう。
Check2 耳
耳垢やにおいはありませんか? また、愛犬がかゆがっていませんか? 耳垢があれば、コットンが多めについている綿棒などで取ります。犬の耳の中は、入口から比較的近い場所に鼓膜があるため、愛犬が動いたりしないよう十分に注意しながら、見える場所にある耳垢をゆっくり優しく掃除してあげましょう。耳の中に濃い赤茶色の耳垢が大量にある、においが強いなど、何か気になる点があれば、すぐに獣医師に相談することをおすすめします。
Check3 目
健康な目は、涙目や充血、痛みの兆候などがなく、輝き、澄んでいる状態が理想的です。チワワやプードル、シーズーなど、涙やけがよく見られる犬の場合は、目を傷つけないように注意しながら、こまめに目の周囲を拭くとよいでしょう。
Check4 鼻
健康な鼻は、乾燥が少なく、鼻水、出血などは見られません。個体差や年齢などにより状態が異なる場合もありますので、愛犬が健康な状態のときの鼻の様子(色、湿り具合など)を覚えておき、普段と違う点がないか定期的に確認しましょう。
Check5 口
健康な口は、口臭が少なく、歯は歯石のない白色で、歯茎はピンクか黒色の状態が理想的です。食後に歯の表面についた歯垢を優しく取ってあげる習慣をつけ、口の中の状態を定期的に確認しましょう。歯垢が硬い歯石になってしまっている場合は無理にこすらずに、獣医師に相談しましょう。
Check6 皮膚と毛
愛犬の皮膚の状態は、その犬種が持つ色素によって異なりますが、白色やピンク、黒色が一般的です。被毛の状態も犬種によりますが、毛づやがよく、ふさふさしていることが望ましいとされています。こまめにブラッシングをし、フケや皮膚の赤み、乾燥などがないかを確認しましょう。
Check7 消化
愛犬の食欲や食事中の様子、便の状態に注目してみましょう。食欲が旺盛で、よく噛んで食べていますか? 下痢や便秘になっていたり、便に透明なゼリーのような粘液が混ざっていたりしませんか? 茶色で、においの少ないコロコロとした小さな便が理想的です。