アメリカンカール
突然変異によって、耳が後方に反り返っているのが最大の特徴のアメリカン・カールは、耳の反り返り度によって、大きく3つにランクが分かれます。やや反り返っているもの、後方への反り返りが大きく際立つもの、反り返りが強く、横から見ると三日月のようにものがあります。耳のカールは、遺伝率が50%ほどといわれ、生まれた直後では耳は立っていますが、生後3~5日ほどでカールし始めます。生後4か月にはカールが定着します。耳がカールしないものは、アメリカン・カール・ストレート・イヤーとよばれ、カールする遺伝を期待し、繁殖に利用される場合があります。
原産国
アメリカ
色・模様
全色
毛の長さ
中毛
抜け毛
中程度
サイズ
小型
目安となる体重
3~5kg
活発度
高め
子どもに対応する適応力
高め
性格について
変わった風貌のアメリカン・カールですが、その動きや性格は猫そのものです。非常に活動的で物怖じせず、元気に遊びまわります。普段はおとなしく、お気に入りの場所でまったりしています。また、訪問者や知人に対しても甘えるそぶりを見せる人なつっこさがあります。
歴史と起源
突然変異によって誕生したアメリカン・カールは、ルーツとなった迷子の雌(メス)の猫の「シュラミス」で、すでに独特な耳の形をしていて、シュラミスが生んだ子猫は、その半数が耳がカールしていました。ここから品種としての計画的な繁殖が始まりました。短毛タイプと長毛タイプがありますが、スタンダードでは、被毛のタイプが違うだけで、そのほかは同じです。
その他の情報(病気等)
起きやすい病気/ケガ
耳の開口部が大きいため、外耳炎が好発します。また、カールした耳は、軟骨で支えられているので、触るときに、無理に伸ばすと、軟骨を傷つけてしまい、カールした耳が台無しになることがあるので、十分注意しましょう。
キャットショーでの評価基準
頭部は、ゆるやかにカーブを描いたくさび型をしています。目は上部はオーバル(卵型)で、下部は円形です。耳は90度以上カールし、大きなカーブを描きます。身体は細身ですが筋肉質のセミ・フォーリン型です。四肢は中くらいの長さです。尾は身体に比例した長さで、付け根が太く、先細ります。被毛は柔らかく密生しています。アンダーコートは少なく、短毛です。