スムース・フォックス・テリア

1900年代初期まで、スムース・フォックスとワイヤー・フォックスは同一犬種と認識されていて、お互いに交配も行われていました。いつでもありあまるほどのパワーを全開にして、とても活発に動き回ります。この犬にとって疲れるという言葉は存在しないかのように、タフでスピーディーな動きを見せてくれます。チャレンジ精神旺盛で、常に勇敢にいろいろなことに挑戦しようとします。体の大きさのわりには力も強く、強靭な犬種です。

 

原産国
イギリス


犬種分類
テリア


色・模様
ホワイトが優勢で、ブラックやブラック&タンの斑、またはホワイトの単色


毛質・毛の長さ
ショート/スムース(短毛)


抜け毛
中程度


サイズ
小型


目安となる体高・体重
体高:39cm、体重:雄(オス)7.3~8.2kg。雌(メス)6.8~7.7kg


一日に必要な散歩量
多め


活発度
高め

性格について

小柄のわりに力が強く、飼い主には従順で愛情を示しますが、見知らぬ人には頑固でやや攻撃的になる傾向もあります。パワー全開で、とても活発に動き回り、膨大なスタミナとスピーディーな動きを見せてくれます。常に勇敢で好奇心が強く、チャレンジ精神旺盛で様々なことに立ち向かいます。

歴史と起源

キツネ狩りが盛んだった17世紀後期のイギリスで、地中に潜り込むことができて、逃げ出した獲物を探索する能力に長けた犬種の必要性が高まりました。キツネ狩りはフォックス・ハウンドと行動を共にするため、足が速いテリアが選択されました。さらに、キツネと間違わないために白い体色が好まれました。1900年代初期までは、スムース・フォックスとワイヤー・フォックスは同一犬種として、交配も行われていました。スムース・フォックスには、ブラック・アンド・タン・テリアやグレイハウンド、ブル・テリア、ビーグルなどの血が導入されています。

運動量

小柄ですが、強靭な身体で、果てしのないスタミナを見せてくれます。そのため、毎日の普通の散歩で満足することはありません。最低でも30分以上の散歩を毎日2回行いましょう。やや神経質な面もあるので、幼い頃から散歩に出かけて、ほかの犬や人との触れ合いによって、社会性を養いましょう。また、屋外の雰囲気を味わうことで、感受性を高め、精神的に落ち着きのある性格に育てましょう。

その他の情報(病気等)

飼う際の注意点

  • 旅行・移動に対応する適応力:高め
  • 留守に対する適応力:中程度
  • 子どもに対する適応力:中程度

 

起きやすい病気/ケガ

好発する疾患に、一般的に白い犬種に多発するといわれる難聴があります。頭部や眼への打撲などによる衝撃や遺伝性によることが原因の水晶体脱臼や緑内障、白内障などの眼疾患、また、成長期に突然歩行異常が発生するレッグペルテス病がみられます。

 

ドッグショーでの評価基準

スカルの頂は平らで、ほどよい狭さで、目の方へいくに従い細くなります。ストップははっきりしていません。鼻の色は黒色でマズルは筋肉質です。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。目は小さく、色はダーク(暗色)です。耳は小さく、V字型で、頬に接するように前に垂れています。首は筋肉質ですっきりしていて、かなり長く、肩にいくに従い幅広になります。胴体は背は短く、平らでたるみはありません。腰はごくわずかにアーチを描いていて、胸底が深く、前方のあばらはよく張っています。尾は付け根の位置はどちらかというと高く、背の上に高く前方に向けられています。前肢の脚は、どの角度から見てもまっすぐで、キ甲はほどよい筋肉があり、なめらかです。後肢は筋肉質で大腿が長く、飛節は低い位置にあります。