正しいドッグフードの選び方 ピュリナは独自のペットケアセンター で、ペットの毎日の食事や排泄物を観察し、ペットにとって最も大切な栄養と健康のために、最先端技術を用いてペットフードを研究・開発しています。アメリカ、スイス、フランス、オーストラリアの研究所では、獣医師、栄養学者、動物行動学者、微生物学者、栄養生化学者、免疫学者からなる500人以上の科学者が研究を続け、2,500件以上のペットの栄養に関する特許を取得・申請しています。ここでドッグフードの基礎知識から、最新のピュリナの研究結果からわかってきた食事に関する話題などについてご紹介いたします。 子犬の食事 子犬はあっという間に成長します。超小型犬や小型犬は8-12カ月で、中・大型犬は最大24カ月で立派な成犬と見なされます。 短い期間で、筋肉や骨などの体組織を作り、健康的に育つために、成長期の子犬には、高たん白・高カロリーで、一粒に豊富な栄養が詰まったフードが必要です。お腹に優しく、消化のよいフードを選んであげましょう。 子犬に必要な栄養子犬が成長するためには、成犬よりも高いエネルギーが必要です。多くのことに興味を持つことで、自然と運動量も増えるからです。そのため、通常子犬用のフードは、筋肉や臓器、身体作りの元となる良質のたん白質を多く含んでいます。 また、強い骨と歯を作るために、カルシウム、リン、マグネシウムなどのミネラルの他に、カルシウムの吸収を助けるビタミンを適切な量で配合しています。さらに、抵抗力の弱い子犬のために、抗酸化物質のビタミン類などが配合されています。 離乳生まれたばかりの子犬は、母犬からの初乳を通して、免疫を備えます。母乳には、抵抗力やお腹の弱い子犬に最適な栄養が豊富に含まれており、脳や目の発達をサポートするDHAなどもその一つです。 子犬の離乳期は6-8週齢の間ですが、ほとんどの子犬は3-4週齢になると、母犬の食べている固形のドライフードに関心を示し始めます。母犬といっしょに暮らしている子犬は、遊んでいるときに母犬のフードが入っている器に足を突っ込み、肉球についたフードを舐めているうちに興味を持つようになる、ということがよくあります。 妊娠期の犬や授乳期の母犬には、より栄養の高いフードが必要ですが、こういった動物行動学の観点からも、授乳期の母犬に子犬用のフードを与えることをおすすめしています。 子犬用のフードの与え方<その1>子犬がフードに興味を示し始めたら、様子を見ながら少しずつ子犬用のフードを試してみてください。まずは、母犬に与えている子犬用のフードをぬるま湯や水でふやかし、柔らかくして与えてみましょう。性格がデリケートな子犬の場合、まず少量を口元につけてあげるとスムーズに食べてくれるかもしれません。 子犬用のフードの与え方<その2>最初のうちは、母乳とふやかしたドライフードの両方から栄養を摂取しますが、成長が進むにつれて、自然にドライフードを食べる量が増えてくるはずです。 乳歯が生えてくるタイミングを見計らいながら、少しずつぬるま湯や水の量を減らし、8週齢頃を目安に、カリカリのドライフードに慣れるようにすることで、歯の健康、そして行動や脳の発達にも気を配ってあげましょう。 フードの給与量<その1>成長期の子犬は、栄養要求量が高いので、たくさんのエネルギーを必要とします。 ただ、小さな胃に一度に大量のフードを詰め込んでしまうと、お腹に負担をかけてしまうので、特に成長前期の子犬には、下記を目安に少しずつ分けて与えるようにしましょう。 生後6カ月頃まで:1日3食程度 生後7カ月以降:1日2食程度 フードの給与量<その2>子犬の時期は、一生の体質を決める大切な時期です。この時期に太りすぎると、成犬になってからも太りやすい体質になる場合があり、肥満が引き起こすさまざまな症状に悩まされる可能性もあります。 ドッグフードのパッケージに記載されている給与量を目安に、子犬の体型や運動量を見ながら、毎日給与量を調節しましょう。 フードの供給量運動の直前または直後の食事は避け、ゆっくりとよく噛んで食べるように教えましょう。 食事前後の運動は、消化に悪い影響を与え、胃拡張や胃捻転を引き起こす可能性もあるので、特に胸板の厚い体型の犬種や大型犬は注意が必要です。 成長期の子犬は、乳歯が生える時期と、乳歯から永久歯へと生え変わる時期は、周囲にあるいろいろなものを何でも噛みたがります。 「噛む」という行為は、歯を強くし、健康を保つ役割をするだけでなく、脳へも刺激を与えます。 子犬が大きくなってきたら子犬が成長するにつれて、食欲も増進します。身体がどんどん大きくなり、筋肉が増えてくるため、エネルギーがさらに必要となるのです。 しかし、成長後期に入り、体重の増加が落ち着いてくる頃になると、栄養要求量が減り、一時的に必要なエネルギーが減少する時期があります。食欲がないように見えることがありますが、それは成犬へと成長しているサインですので、フードの給与量を調節し、肥満を予防しましょう。 与えてはいけないもの子犬がいくら欲しがっても、人間の食材などを与えることは、あまりおすすめしていません。 栄養バランスが崩れ、健康維持に影響を与えることがあるからです。特に、豚肉などの生肉は、細菌や寄生虫が生息している可能性もあるので、注意が必要です。 またチョコレートは、その甘い香りに誘われて子犬が食べたがることがあるかもしれませんが、場合によっては神経障害を引き起こしたり、虫歯の原因にもなったりしますので与えないようにしましょう。 成犬用フードへの切り替え犬種サイズや、同じ犬種でも成長の速度によって成犬用フードへ切り替えるタイミングが異なります。下記を目安に、7―10日かけて、徐々に成犬用フードの割合を増やしながら切り替えを行うようにしてください。 超小型犬:8カ月小型犬:12カ月中型犬:18カ月大型犬:24カ月超大型犬:24カ月