本記事は、キャットフードの基礎とシニア期の食事管理について、ピュリナの研究に基づき解説している。猫の加齢には個体差があるため、健康状態や体重変化を見ながら概ね7〜10歳を目安に成猫用からシニア用への切り替えを推奨。シニア用フードは高齢猫の健康と免疫に配慮し、抗酸化物質、消化にやさしい炭水化物、適正ミネラル、関節サポート成分(グルコサミン)、たん白質、オメガ脂肪酸などを強化している。切り替えは7〜10日かけて徐々に行い、食事は基本1日2回(必要に応じて回数を増やし、ドライはふやかすなど)とし、食事中は静かな環境を整える。給与量はパッケージ表示を基準に運動量や体質等に応じて毎日調整し、常に新鮮な水を用意することが大切だとしている。
シニア猫の食事 | 正しいキャットフードの選び方 | 猫との暮らし
正しいキャットフードの選び方
猫ちゃんを飼って数年という方でも、キャットフードに対して誤解のある方も多いようです。
ピュリナは独自のペットケアセンター で、ペットの毎日の食事や排泄物を観察し、ペットにとって最も大切な栄養と健康のために、最先端技術を用いてペットフードを研究・開発しています。
アメリカ、スイス、フランス、オーストラリアの研究所では、獣医師、栄養学者、動物行動学者、微生物学者、栄養生化学者、免疫学者からなる500人以上の科学者が研究を続け、2,500件以上のペットの栄養に関する特許を取得・申請しています。
ここでキャットフードの基礎知識から、最新のピュリナの研究結果からわかってきた食事に関する話題などについてご紹介いたします。
シニア猫の食事
7-10歳くらいを目安に、シニア猫用フードへの切り替えを
猫ちゃんと何年も一緒に暮らしていると、自然とあなたと猫ちゃんとの間の生活リズムが安定していきます。
猫ちゃんもやんちゃな時期を越えて、やや落ち着いてくる頃、それが人間でいえばシニアの時期に差し掛かっているのかも知れません。
まず1番に気を付けたいのが、フードを切り替えるタイミングです。
猫ちゃんの加齢の速度には個体差があり、生活環境や食生活なども影響すると考えられています。
猫の長寿化に伴い、猫の加齢による身体の変化が現れる時期にも差が出てきているようです。
猫ちゃんの健康状態や体重の変化、既往歴などにより異なりますが、ピュリナではだいたい7-10歳くらいを目安に、成猫用フードからシニア猫用フードへの切り替えをおすすめしています。
切り換え時期については、現在お使いいただいているキャットフードのパッケージに表示された推奨時期を目安にされるか、かかりつけの獣医師に相談しましょう。
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シニア猫用フードのおもな特長
シニア猫用フードは、通常の成猫用フードとは異なり、高齢猫の健康と免疫力を考えた栄養設計になっています。
シニア猫用フードの主な特長には、次のようなものがあります。
1. 抗酸化物質の強化。
2. お腹に優しい米などの炭水化物源を使用。
3. 最適な量のミネラルを含有。
4. 関節の健康のために、グルコサミンを配合。
5. たん白質の強化。
6. オメガ脂肪酸を配合。 - 切り替え時に気をつけること
フードを切り替えるときは、いきなり新しいフードを与えるのではなく、最初はこれまでの成猫用フードに新しいシニア猫用フードを混ぜて与え、7日から10日ほどかけて徐々にシニア猫用フードへ切り替えを行うようにしましょう。
- シニア猫用フードの食事回数は?
成猫と同様、シニア猫にも、食事を1日2回に分けて規則正しく与えましょう。
加齢が進むにつれ、シニア猫は一度に多くの量を食べられないうえ、消化することも難しい場合があります。そのときは1日に与える回数を多くし、1日3回以上に分けて与えることをおすすめしています。
歯が弱くなってきた愛猫には、ドライフードをぬるい湯やお水でふやかして与える方法もあります。
さらに、食事の前後は急激な運動などを避け、食事中は、静かでリラックスできる環境を作ってあげることもとても大切なことだと考えています。
- 与える量にも気をつけて!
キャットフードのパッケージには、愛猫の体重に合わせた給与量が表示されています。
愛猫に必要な栄養要求量(エネルギー)は、それぞれ運動量や性別、体質、飼われている環境などにより異なります。
パッケージに記載されている量を目安に、愛猫の体型や健康状態を観察しながら、給与量を毎日調節しましょう。
また、いつでも新鮮な水が十分に飲める状況にしてあげましょう。