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「可哀想な子から、幸せを与え合う家族へ」菅田(すだ)を迎えられた絵美さん

「可哀想な子から、幸せを与え合う家族へ」 菅田(すだ)を迎えられた絵美さん

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6 March 2024

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ペットというかけがえのない存在の傍には、私たち人間の想いや、物語が溢れています。
そんな「物語」を発信しているペットのおうちの「ストーリーズ Stories」をピュリナの公式サイトでもご紹介。

一人暮らしで保護猫を迎える難しさ

先住猫のほっちゃんと菅田
先住猫のほっちゃんと菅田

菅田を迎える4年前に、先住猫のほっちゃんを猫カフェからお迎えされたそうですね。

絵美さん はい、小さな頃から動物に囲まれて育ちましたので、一人暮らしを始めてからも保護猫と暮らしたいと考えていました。しかし、お留守番時間の長さや部屋の狭さ、単身という点が壁となり、譲渡の条件を満たせない状況が続いていました。そんな時、偶然入った猫カフェで出会ったのがほっちゃんでした。はじめは、動きがのんびりとしていて他の子におやつを食べられてしまう鈍臭さが気になりました。さらに店員さんから喧嘩の仲裁に入るような子だとお伺いして、優しく穏やかな性格に魅力を感じて、カフェに7,8回通ったのちお迎えしました。

菅田は ペットのおうち®︎ で出会ったそうですが、ほっちゃんと同じように猫カフェからのお迎えも検討されたのでしょうか。

絵美さん ほっちゃんの友達になってくれるような子を迎えようと決めた時、保護猫という条件は絶対でした。犬猫を迎えるルートは様々あります。しかし、犬猫に負担を強いてしまうことが多い生体販売の仕組みを知りながら店頭で購入することは、そのような仕組みを肯定するようで嫌でした。

また実家で一緒に暮らしていた2匹の猫も保護猫でしたので、警戒心が強かったり物音が怖かったりする子と暮らした経験が土台としてあったことも大きかったです。

菅田と絵美さん
菅田と絵美さん

沖縄の海岸で見た50匹の野良猫

そこから菅田と出会うまではどのような経緯でしたか。

絵美さん 里親サイトや譲渡会で探し始めましたが、広い家に引っ越し、2匹と暮らせる環境が整ったタイミングでお迎えしたいと考えていたら4年ほどかかってしまいました(笑)。穏やかで優しいほっちゃんとの相性を考えて、同じように優しい子を、と性格重視で調べていたところ、ある日 ペットのおうち®︎ で「優しさの塊」というキーワードを引っ提げた菅田に出会いました。

当時菅田が保護されていた沖縄の保護猫カフェの店長さんとメッセージのやり取りをしてみると、ほっちゃんと性格が合いそうかどうかはもちろんのこと、菅田の正義感の強さや周囲への優しさを普段のエピソードと一緒に教えてくださいました。具体的なイメージを膨らませることができたおかげで、なんと次の日には菅田に会うために沖縄行きの飛行機に乗っていて(笑)。お迎えする方向で心は決まっていたのですが、やはり一度会って運命を感じたかったのですね。

それまで散々、譲渡会や里親サイトを見てまわりながら悩んでいましたが、菅田と出会ってからはお迎えまであっという間に進んでいきました。

菅田
菅田

わざわざ東京から沖縄まで出向かれたのですね。

絵美さん そうですね。実は菅田が「沖縄」の保護猫だったこともお迎えを決意した理由のひとつです。子どもの頃から保護猫と暮らしてはいたのですが、保護猫が家族であることを当たり前に受け入れていたことで、彼らのルーツについては調べたことがありませんでした。

ところが15年ほど前に沖縄へ遊びに行った際に、海辺に野良猫が50匹以上いることに違和感を覚え自分なりに調べた結果、野良猫の殺処分の実情や、殺処分から救うために尽力されているボランティアさんの存在を知りました。ですから私にとって沖縄の猫ちゃんは、保護猫について調べるきっかけを与えてくれて、私も微力ではあるけれども力になりたいと思わせてくれた、特別な思い入れのある存在でした。

菅田をお迎えした沖縄の保護猫カフェとは今でもやり取りをされているのでしょうか。

絵美さん そうですね、私はほっちゃんと菅田の日常をSNSで発信しているので、お互いのSNSを通じて頻繁にやり取りをさせていてだいています。動物愛護に関わっていると悲しい場面に遭遇することがとても多いはずですが、店長さんはSNSでは明るくユーモアを持って、猫の魅力やその子の特性を知ってもらうことに特化して発信されていて、そんな姿勢に感銘を受けています。

菅田、絵美さん、ほっちゃん

それでは菅田をお迎えするときの不安や、実際に迎えてみて大変だったことはありましたか。

絵美さん お迎えする時は、ほっちゃんと性格が合うかどうか、それだけが心配でした。実際に迎えてみると、お迎え当日から3日間は飲まず食わず、排泄もせずでした。ケージに毛布を被せてそっとしておいたところ、4日目にはケージを出てほっちゃんと挨拶をし、家の中を探検してご飯も食べてくれました。 
 

もしほっちゃんとそりが合わなかったら部屋を別々にしなければいけない、と不安だったのですが、2匹は友好的な関係を築いてくれたので安心しましたね。

ほっちゃんと菅田。何か話している...?
ほっちゃんと菅田。何か話している...?

SNSからリアルへ繋がる猫仲間

日常のエピソードを教えてください。

絵美さん 私にとって2匹は生きがいで、日々を頑張れる源です。菅田はいつも尻尾が上がって楽しそうで、過ごしているだけで幸せな気分になりますし、ほっちゃんはとても健気に1日中私のことを見つめてきてくれて愛おしいですね。

またほっちゃんと菅田の日常を投稿しているSNSを通じて猫友達ができ、交友関係も広がりました。お互いの家に行って猫ちゃんに挨拶したり、猫の写真の展示会に行ったりしていて、楽しみが増えたことが嬉しいです。

お友達も保護猫仲間なのでしょうか。

絵美さん 保護猫をお迎えされている方も、そうでない方もいらっしゃいます。猫を迎えた経緯について後ろめたく感じてしまう方も少なくないと感じるのですが、大切なことは今現在その子のことを全力で愛しているかどうかということではないかと思います。

私自身、ほっちゃんは利益譲渡型の猫カフェにお金をお支払いしてお迎えした子ですので、もともとは保護猫を迎えるつもりだったのに、と自分の行動に矛盾を感じていました。そのことに対して葛藤が完全になくなることはありませんが、大前提として店頭で値段がつけられている犬や猫には罪はありません。出会ってしまって、惚れてしまったのなら、自分の家で幸せに暮らしてもらえるように心を尽くすことが何より大切ではないかと今では考えています。

ほっちゃん
ほっちゃん

可哀想な子から、幸せを与え合う家族へ

最後にこれから保護猫を迎えたいと思っている方に向けて、どんな言葉をかけたいですか。

絵美さん 保護猫に対しては「この子は可哀想だから自分が救いたい、自分が幸せにしてあげたい。」という考えでしたが、実際に一緒に暮らしてみて振り返ると、私のエゴだったなと思います。もちろんそういう考えで保護動物を知ることは間違っているわけではないけれど、生活を共にすると、自分が彼らを幸せにするよりも、むしろこちらが何倍も幸せにしてもらっていることに気づいて、感謝する日々ですね。

一般的に猫はツンデレと言われますが、私は愛情を与えればそれ以上に返してくれる愛情深い動物だと思っています。自分が注ぐ愛次第でたくさんの幸せを与えてくれる保護猫をお迎えする人がもっと増えることを願っています。

菅田、絵美さん、ほっちゃん
菅田、絵美さん、ほっちゃん

※本記事は、ペットのおうち®に掲載されたコンテンツを、同媒体の許諾のもと転載しています。

(一部編集・要約し掲載しています)

ピュリナはペットのおうち®の公式スポンサーとして、ペットのおうちの取り組みを支援しています。

出典:ペットのおうち®ストーリーズ(https://www.pet-home.jp/stories/)