本記事は、母猫の妊娠・授乳期の栄養管理と離乳の進め方を解説している。妊娠後期から授乳期は成猫用ではなく、栄養価が高く高たん白で消化のよい子猫用フードを与え、妊娠中は体重増加に合わせて摂取量を増やす(目安は通常の1.5〜2倍、末期に食欲増加が顕著)。ホルモンや行動変化で食欲不振や過食が起こることがあり、長引く不食や衰弱時は受診し、出産前後の一時的な不食は通常24時間以内に回復する。授乳期は必要量がさらに増える(約2〜4倍の場合あり)ため、少量頻回給餌と常時新鮮な水を用意する。子猫は生後4〜6週で母猫の食事に興味を示し始め、ぬるま湯でふやかしたドライフードで離乳を促せる。授乳終了に合わせて母猫の食事量を減らし、子猫用から成猫用フードへ戻していく。
妊娠・授乳期における食事 | 妊娠・出産 | 猫との暮らし
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13 8月 2025
妊娠・出産
猫を育てるうえで最も重要なテーマである「妊娠・出産」についてご紹介しています。
妊娠・授乳期における食事
愛猫の妊娠・授乳期におけるフードの与え方についてご紹介します。
- 妊娠・授乳期における食事 <その1>
妊娠後期や授乳期にある母猫は、特別な栄養が必要なので、通常の成猫用ではなく、子猫用のフードを与えましょう。
特に授乳期は、子猫への栄養補給も必要になるため、栄養価が高く、高たん白質で消化のよいフードが必要です。
また、そうすることで、子猫が母猫の食べているフードに興味を示し、離乳につながっていくからです。
- 妊娠・授乳期における食事 <その2>
胎児の数にもよりますが、母猫は妊娠中、通常の1.5-2倍の栄養を摂る必要があると言われています。
妊娠期間中は、緩やかに体重が増えるに従って食べる量も増えていき、特に最後の約20日間は、体重や食欲の増加が顕著になってくる傾向にあると言われています。
- 妊娠・授乳期における食事 <その3>
妊娠期間中は、ホルモン分泌の状態や行動の変化などにより、十分に食べない、まったく食べない、あるいは食べ過ぎるなどの現象が見られることがありますが、食べない期間が長すぎたり、母猫に衰弱した様子が見られたりしたら獣医師に相談しましょう。
また、出産前後は一時的に食事を受け付けないことがありますが、ふつうは出産後24時間以内には食欲を取り戻すと言われています。
- 授乳期間中の食事 <その1>
子猫の数にもよりますが、授乳期間に母猫が必要とする栄養要求量は、通常の約2-4倍になることがあります。
その期間は、一日数回に分けて食事を与え、そばには常に新鮮な水を用意しておいてあげましょう。
- 授乳期間中の食事 <その2>
子猫は、生後4-6週頃から、母猫の食べているフードに興味を示し始め、それを舐めたりしてみることから離乳が始まります。
その頃から、子猫にぬるま湯で柔らかくしたドライフードを与えると、授乳から離乳への移行がスムーズに行える場合があります。
授乳が終わる頃から、母猫の食事量を減らしていき、離乳に並行して母猫の食事を子猫用フードから成猫用フードへと戻していきましょう。